そこら中 電波が飛んでるらしいけど
雲だって飛んでんだよ
私には私だけの夏があって
一年中ずっとセンターなの
いいことひとつもなくても
夏なら許せるよね
夏に狂わないで 人生が分かるか
記憶が 夏色で出てくるぞ!
まだ夏を棄てられない人たちへ
彼は もう少し ここにいると言っています
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そこら中 電波が飛んでるらしいけど
雲だって飛んでんだよ
私には私だけの夏があって
一年中ずっとセンターなの
いいことひとつもなくても
夏なら許せるよね
夏に狂わないで 人生が分かるか
記憶が 夏色で出てくるぞ!
まだ夏を棄てられない人たちへ
彼は もう少し ここにいると言っています
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電線とアンテナで
見たことのない鳥が
囁きあって
部屋では
ビル・エバンスが
細かくちぎった音を
ふりまいている
遠くで蜩が鳴いていて
どこかで言葉が泣いていて
少女は赤い空を見ている
夕焼けに永遠がみえる
ノイズと音は混じりあい
やがて主旋律になり
光に乗り
赤の階調を駆け上がる
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あわてない
秋が立っても
あわてない あわてない
日が短くなってきても
まだまだ
空は陰影を拾えていないから
少年がひとり
夏の忘れ物を探して
走っている
だんだん深くなる
空を追うように
でも行きつくのは
人のいない夕暮れ
こうして
忘れ物が夏を終わらせるのです
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ビール呑みたいねぇ
そう言ったのは思い出だ
青に秋が混じってきたからね
空がつづいた
はぐれてる
いつもこんなだ
何日か真夏日がつづいても
それでもあいつはまだそこにいる
西の空は色がかわった
あいつはどんどんはぐれていく
どこまでいくのだろう
今日はやけに蝉の声が近い
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