【 Photo by Shunsuke Kudo 】
朝焼けを
見るたびに
絵が
描けたなら
いいのに
って
いつも
そう
思う
あの
朝焼けに
ボクが
見たものを
キミに
見せたいんだ
希望
勇気
力
明日
言葉にしたら
そんな
ありふれた
感じに
なるけれど
ボクが見た
朝焼けは
そんな
言葉を
越えた
大きな
希望だったり
でっかい
勇気だったり
とてつもない
力だったり
素敵な
明日だったり
するんだ
いつか
二人で
見てみよう
キミには
違う
ものが
見えるはず
でも
その何かを
見るのが
大切なんだ
違う
ものを
見て
一つの
運命を
生きていく
なんて
最高じゃないか
キミには
何が
見えかな？
そのとき
ボクは
きっと
キミの
横顔を
見てる
はずさ
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【 Photo by Kenji Oouchi 】
この世で
起きる
ことに
偶然なんて
ない
そして
運命に
かける
魔法だって
だけど
眼の
前で起きる
ことに
奇跡は
あったりする
水の
青さも
木々の
輝きも
肌の
温もりも
恋の
モヤモヤだって
いつも
ボクらを
驚かせて
歓ばせて
幸せにして
くれる
この青を
見てごらん
振り返って
空を
見上げてごらん
ボクらの
イマジネーションの
何百倍もの
広がりの中で
生まれた
ものが
ボクらの
まわりに
ずらーっと
ならんでいる
だから
目の前に
開けた
この
道を
進むんだ
どこに
行くかなんて
分かんない
けど
気にしない
だって
この道が
好きだから
とっても
楽しいから
キミが
好きだから
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【 Photo by Yoshinobu Tashiro 】
こんな
時
だけど
笑えるんだ・・・
笑顔は
時に
残酷だったりする
笑ってる
ボクもだけど
笑ってるのを
見るキミにも
笑顔は
現実より
もっと
残酷に
入り込む
あの日も笑った
1、２滴だけど
涙も一緒に笑った
そうあの日も笑った
何百回めかの
もうダメを呟きながら
もちろんあの日だって笑った
長い戦いが終わったと
呆然としながら
それでも
これからも
笑うだろう
これしか
持っていないから
笑うことしか
できないから
笑うことで
生きてこれたから
そして明日と
笑顔を
分かちあいたい
たとえ
それが
永遠だとしても
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【 Photo by Kentarou Noomaru 】
歌えるんだ
まだ覚えてるんだ
あの日聴いた
あの歌を
キミはもう
唄わなくなったのに
唄えなくなったのに
ただ聴いていた
だけのボクが
今 唄っている
いいのさ
このままで
あの日から
止まったままの
時間が
ボクのまわりに
浮かんでいても
気にしない
あの日 あの瞬間に
もう一度 あいたくて
止まった森に
逃げ込んで
勝手に時を止めて
キミにボクを重ねて
今の自分を
許してるだけだから
唄で別れが言えるのなら
ゆっくり 静かに 唄おう
キミと ボクへの
惜別の歌
あの時のキミと
あの時のボク
何かを忘れて
今が歌になっていく
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【 Photo by Jun Hiraoka 】
思うままに
そう言われて
何を思う
思うままに
生きてきたから
ここにいるのに
行き先は何も
教えてくれない
突然
今日が変わっても
昨日は
何も助けない
とまどいと混乱
迷いと混沌
懺悔に未練
その中に
いつだって
坐っている
自分の道を
そう言われて
どの道を見る
自分の道と
信じてきたから
迷っているのに
夢は何も
教えてくれない
自分の内側に
答えを求めようがいまいが
静かに座るのは
悪くない
不安と不満
限界と悲観
絶望に光
その中に
坐って
自分を見る
とおりゃんせ とおりゃんせ
ここは どこの 細道じゃ
ボクはまだ迷子のようです
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