【 Photo by Shunsuke Kudo 】
だって やはり それは ココロノコト
朝日の中でのんびりと
日なたボッコをすれば
はっさくの香りがぼくを包むけれど
どこらかしこも冷えてるのは
冷たいものを飲み過ぎただけじゃない
こんな日は誰だって
悲しい歌を聴きたくはないけれど
どんな歌を聴いても
悲しく聞こえるのは
やっぱりそれは ココロノコト
床に寝転がって
朝日の眩しさに目を細めたら
ふいに天井が歪んで
何の涙と聞かれても
答えられない 分からない
だってそれはやっぱり ココロノコト
そして知りたいのも ココロノコト
一枚きりの写真を分けて
あなたの笑顔にホッとして
その中へと
入っていけないことが悔しくて
こんな時に優しくされると
どうしたいいか ワカラナクなるじゃないか
と 少し吐いて
自分で自分を握りしめて
確認するのは
やっぱり ココロノコト
今日またあなたを想って
また一つ罪を作りました
いけないのは ぼく? あなた?
それとも運命?
でもやっぱり ココロノコト?
ガマンだってやはり ココロノコト
鞄の硬い肩紐を
歯が軋むくらい齧り続けたことはあるかい?
100回寝返りをくり返しても
絶対に消えてくれない想いを知ってるかい?
その棄て方も 拾い方も ぶつけ方も ワカラナイ
だから今日も噛んで
だから今夜も寝返りを続けて
今日また
ただでさえ山積みな罪が
またひとつ増えていく
ぼくの見てる景色が見えるかい?
ぼくに見えてる景色を見たくはないかい?
ぼくのココロを感じるかい?
ぼくのココロに手を入れたかい?
聞いちゃいけないよね
またあなたも 罪を増やすから
ぼくとあなたの ココロノコト
きっと神さまは結末を決めている
抜け殻にもココロはあって
陽に当たればはっさくにも影は出来るから
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