章魚庵つれづれ通信

日ぐらし硯に向かひて、遊墨三昧、遊印三昧??

水墨 夏なのに春暁

2006年07月31日 | 墨彩画
春の暁
春眠 暁を覚えず 処処に啼鳥を聞く
夜来 風雨の声 花落つること知んむ多少ぞ
孟浩然    (岩波 新唐詩選)

暁を覚えないのは何も春だけではないわけで、
今日は真夏だけどとても眠いわけで。当然暁は覚えないわけで
真夏の日に照らされて暑くて起きてしまったわけで………。

暑さで私は何を言っているのか解からないわけで。

涼しくなるような漢詩を知らないものでこの有名な春暁を
描いてみました。やはりこの絵を見ても涼しくはなりませんので悪しからず。
コメント
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