まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

俳句の《世界性》は可能か?・・1970年世代の空無感を重ねる*夕カフェ付/続夏石番矢句集『氷の禁域』を読む(2)

2019-06-10 18:13:19 | エッセー・評論
夏石番矢の世界俳句に一歩でも近づく前に、私自身の立地点を再確認しておきたい。
 
①私は1979年に句作を始め、伝統派から前衛派への移行を体験しつつ、俳句(言語)表現そのものの限界を感じながら1985年には休止した。結社同人も辞退した。
②ほぼ同世代の(参加同人誌の)代表らと邂逅したのはその頃で、代表はその後も句作を続けた。その営為は10句集以上に及ぶ。
③2013年7月にネットを起ち上げ、同年10月からブログ上で句作を約30年ぶりに再開した。謂わば浦島太郎状態だった。
④代表は【世界俳句】を提唱し、既存の俳句(近代詩の一形式としての)とも俳壇(座の偽装もしくは再生)とも根本的に違う独自の無国境かつ超言語の短詩としての《俳句》の普及活動を展開しつつ、国内外に全く新しい【俳句概念】を提起している。・・・《続く》
 
 
 
 
 
 
 
 
カフェ・ミュージック