とてつもないヒューマン噺年詰まる まほろば 最新作 即興
今日は昨日の13度から一転して8度まで下がるようです。まだ正午前なのでわかりませんが、何とか10度近くまでは上がるでしょう。今日もこれから辺りを歩きながら年末の季題と向き合います。昨夜、日テレで【歌唱王】が放送されました。いつものことながら、出場の20名ともそれぞれにヒューマンな経歴や生活環境を決してひけらかすことなく、実に淡々と歌い上げていました。歌に比べると俳句は短く、季語・季題や結社などの制約を受けることを余儀なくされます。しかし、歌唱もまた21世紀の新しい【定型性】を模索することを義務付けられています。むしろ俳句形式の方がすでにその《型》が喪われつつあり、常に安直さが付きまといます。その短さゆえに何でも言えてしまうのです。現在、わたしたちの《俳句》はあえて何も言わない【沈黙】を取り込む必要に迫られています。・・・《続く》