goo blog サービス終了のお知らせ 

まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

【秋爽やか】20度台前半をシッカリ確保・・もはや俳句批判は表現の自由を奪う《結社=俳壇》だけに止めるべき/新俳句入門

2019-10-20 14:50:58 | 新俳句入門

イギー・ポップの原色の夜空芭蕉を包み消す   まほろば   最新作  即興

今日日曜は25度には届かないようです。爽やかな風が吹いており、これからノンビリと近隣を歩きたいと思っています。ところで、今日は参加同人誌の総会の日です。もう始まっていますが、私は欠席しました。かつての前衛・伝統両派の対立(=俳句批判)を継承し、世界俳句つまり国境を越えた短詩としての【俳諧言語】を目指すものです。それくらい世界各地で《俳句》や《芭蕉》に注目が集っています。俳句とは明治期に正岡子規と高浜虚子によって【有季定型】イデオロギーを中心に創設された【近代俳句】とほぼ同義とされて来ました。しかし、河東碧梧桐や荻原井泉水による無季・自由律の【新傾向俳句】や昭和初期に俳句の【モダニズム】を徹底することで自由詩としての俳句表現の可能性を追求し、遂には国家権力と衝突した【新興俳句】などの【俳句批判】が戦後俳句につながる大きな流れとなりました。そして、この流れも1980年代以降のポストモダンの【無境界文学】の逆流に押し流され、世紀が明けてからは《俳句》は新世紀ポップ文化の一アイテムとして相対化されました。一方の旗頭が【夏井いつき】のプレバトであり、もう一つがアンチポップのこの【世界俳句】に他なりません。・・・《続く》

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする