夜のピクニック

『夜のピクニック』（恩田　陸）読了。

恩田さんは時々読みたくなる作家さんです。
強烈にどこかに惹かれている、というわけではないのだけれど
本棚をさ～っと眺めたり
図書館の棚を何を探すでもなく眺めている時、なぜか目に留まります。

そういうときはきっと本が呼んでいるんだ、と思うことにしています。
とりあえず手にとってみて、ちょっと読んでみる。
意外とそんな出会いがいいのかもしれません。

さて、この本は映画化されてさらに有名になりました。
高校生活最後のイベント「歩行祭」でのできごと。
一昼夜かけての８０キロの歩行。

青春だね～というところも多々あるんだけど
変えがたい現実、それをどうにか少しでも変えたい、きっかけがほしい、
っていう気持ちは多かれ少なかれいくつになっても起きるもの。
それをどうするか・・・とちょっと真面目に考えてしまいました。

本って、どこで自分の心に響いてくるかわからない。
意外な出会いが楽しいのかも

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