空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

四方山話

2015-12-23 21:40:29 | つぶやき
最近、録画してみている「久米書店」。
店主・久米宏と、店員・壇蜜のもとへ、毎回著者が来店して、著書の話をしてくれる。
私が普段手に取らないタイプの本を紹介してくれて
それがまた、とっつきやすく、わかりやすいインタビュー形式なので、
おお~、では読んでみようかなというきっかけになって楽しいし、興味深い。

今回見たのは加藤諦三さんの回。
大学教授でもあり、テレフォン人生相談のパーソナリティでもいらっしゃる。

番組ではなかなか鋭いことをおっしゃっていたなぁ。
自分の心と向き合うのは、時に痛い。

「愛が終わるときは、終わる」
「愛は憎しみには変わらない」
「憎しみに変わるのは、執着」

「何を相談しに来たかより、なぜ相談してきたかが重要」

「人は、不安と不満の選択で、不満を選ぶ」
「幸せの対義語は、不幸せではなく不安」

退行欲求と、成長欲求の話、などなど・・・。


うわー・・・当てはまる、というか、耳が痛いなぁ、と思い

最近停滞気味な身の回りだったなと
(そして今現在も、できればなかったことにして蓋をしたいと思っている案件もある)
そんな、なんだか落ち着かない、気もそぞろな生活の中で
気づけば部屋の中がぐっちゃぐちゃだ。

部屋は心の鏡とはよく言ったもので
まさにこんな混沌とした気持ちが部屋にあらわれ
部屋がこんなだから落ち着かず、の悪循環だ。

そういう時に、以心伝心なのか、お友達からあれこれ届く。
たまたまなのかもしれないけれど、
私を思って割いてくれた時間とともに送られてくる気がしてとてもうれしい。

お礼の連絡をした友達に
「ちょうど今、どうしようかと考え事をしていたら、連絡がきた、ありがとう」
と言われた。

そんなふうに、自分の行動が「ありがとう」のもとになったり
「そうか!」のもとになったり、
誰かの何かが、自分の気づきのもとになったり、
そうやってぐるぐる回っているんだね。



「がんばれ!」は、がんばっている人には言えない言葉。
励ます言葉を「がんばれ」以外にたくさん用意しておくのがいいのよ。
それは日ごろから、自分の心のノートに書き留めておかないと
いざという時使えないのよ。
素敵な言葉をたくさんためておけるといいわね。

「楽しいことが何もない!」
と泣いていた人にかける言葉が見つからなくて困り果てたときに
ある人がさらっと言ってくださった言葉が私の宝物。

じゃあ「うれしい」をほかの言葉でなんて言うだろう。
「楽しい」は?
そんなふうに、言葉を増やしてきたつもり。

一緒にいたい人、また会いたい人、でいられるよう
成長し続けられるよう、
心が頑なにならないように
居続けたいと思う。
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2 コメント

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ありがとう (まいける)
2015-12-24 00:14:27
そうだね。
「幸せの対義語は、不幸せではなく不安」
うわぁ~

ちょうど悲しみを憎しみにかえたほうが楽だけど執着しちゃいかんなと思ってた今日このごろ。
そして、自分の身におきたらと考えることさえできないほど、頑張ってる人に
何て言ったらいいか、ちょいと考え込んでたけど自分なりの言葉でココロをこめてお手紙かけました

そして、うっわ~部屋を背負って歩いてると、しみじみ感じる家の中。
すっきりして新年をむかえなくちゃですね
toi toi toi
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>まいけるさん (しずく)
2015-12-27 21:42:23
>>幸せの対義語は、不幸せではなく不安

なかなか深い言葉ですよね。

『悩まずにはいられない人』という本の紹介でしたよ。
今度読んでみようかなぁと思っています。

いろいろ整理しないとね!
新しい年はもうすぐそこだ。
toi toi toi! 
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