やる気スイッチ

やる気がわかない…

そんなことを言う人が、私の周りに複数人いる。

かくいう私もその一人。

なんで急に?

思い当たることは特別ないのだけれど、

目標を見失ったかな。

そして何をしても達成感とか楽しい気持ちがなーい。

そんなときには、インタビューを見る。

魔女の宅急便の作者、角野栄子さん。

御年87歳。

隈研吾さんに会えるーとウキウキして

黄色いワンピースでお出かけ。

お話の途中で

設計に興味があるんです、雇ってくださーい！

私ずっと夢の家を描きためているんです、と絵を見せる。

わぁー、世界の隈研吾に?

なんて思うのは浅はかで、

角野さんの知識もすごい。

でも別にそれをひけらかしているわけではない。

わぁ!なんてcuteでイキイキしているんだろう。

魔女の宅急便実写版の撮影現場となった小豆島オリーブ公園に置かれた街角ピアノを弾きに来た皆さんの話。

小豆島を訪れた、キキを演じた小芝風花さんのインタビュー。

奈良美智さん。

奈良さんの描く目に特徴のある女の子は、

実はちょっと怖い印象を受けたのだけれど

（それは、藤城清治さんの影絵とか

猫のダヤンにも共通）

「あれ（女の子）はある意味自画像」とおっしゃる

ご本人まるでそんな感じではなく。

クリエイティブなことをお仕事にしている人のお話を聞いていると、

なるほどなるほど、と思う。

下絵を描いて…というよりは、

実際に手を動かして見る中で

顔の向きとか、目を開いているとか閉じているとか

いろいろ変化していくのですって。

奈良美智さんと対談していたのは

佐藤健さん。

俳優をしているけれど、

シャイな本質は変わっていないそう。

人それぞれ、いろいろな経験をして

今ここにいるのよね。

あーあ、とぼんやり空を見上げる時間も必要さ。

でもまた、少したったら立ち上がって歩き出そうか。

どこに向かうかは、風まかせでもいい。

今日で11月が終わる。