『歌川国芳猫づくし』風野真知雄 を読む。
反骨の浮世絵師、国芳が猫にまつわる謎に挑む。
すごいよね(笑)
お上を恐れぬ威勢の良さで知られる国芳も、老いの戸惑いから、
死への興味と、そして最後の恋への憧れが泡のように、ぽつぽつと浮かぶ。
そんななか、八匹の猫と、一癖も二癖もある弟子たちに囲まれた彼の周囲では、
次々と「猫」にまつわる大事小事が起きて―。
数々の人気時代小説で知られる著者が、持ち味の諧謔と哀感に溢れた筆致で、
猫のいる日常と、淡い恋心を豊かに描きだします。
これまた新しく出会った作家さん。
独特の国芳の絵は、いくつか見ていると、
「あ、これは、国芳だな」
とわかるような気がしなくもない。
このあたりは、美術に関して疎いので、そう言い切っていいのかわからない。
「この絵」は今ここにある、自分の目の前にある絵なんだけれども、
その裏、というか、描かれたときにはいろいろな場面があり、
描いた人の置かれた状態とか、こういう気持ちで、とか
いろんなものが含まれているんだなぁと、改めて感じた話でした。
ここで読んだ話が、どこまで史実に合っているかというのはまた別のことかもしれないけれど。
でも、そんなこともあったのかもなぁと思って改めてみると
ぐっと身近に感じられる気がする。
そんなふうに、わかりにくいことを優しくひも解く手掛かりになる本は
ぜひこれからも読んでみたいものだなぁと思う。
反骨の浮世絵師、国芳が猫にまつわる謎に挑む。
すごいよね(笑)
お上を恐れぬ威勢の良さで知られる国芳も、老いの戸惑いから、
死への興味と、そして最後の恋への憧れが泡のように、ぽつぽつと浮かぶ。
そんななか、八匹の猫と、一癖も二癖もある弟子たちに囲まれた彼の周囲では、
次々と「猫」にまつわる大事小事が起きて―。
数々の人気時代小説で知られる著者が、持ち味の諧謔と哀感に溢れた筆致で、
猫のいる日常と、淡い恋心を豊かに描きだします。
これまた新しく出会った作家さん。
独特の国芳の絵は、いくつか見ていると、
「あ、これは、国芳だな」
とわかるような気がしなくもない。
このあたりは、美術に関して疎いので、そう言い切っていいのかわからない。
「この絵」は今ここにある、自分の目の前にある絵なんだけれども、
その裏、というか、描かれたときにはいろいろな場面があり、
描いた人の置かれた状態とか、こういう気持ちで、とか
いろんなものが含まれているんだなぁと、改めて感じた話でした。
ここで読んだ話が、どこまで史実に合っているかというのはまた別のことかもしれないけれど。
でも、そんなこともあったのかもなぁと思って改めてみると
ぐっと身近に感じられる気がする。
そんなふうに、わかりにくいことを優しくひも解く手掛かりになる本は
ぜひこれからも読んでみたいものだなぁと思う。
これは国芳がモデルか?と思われる人物が出て来ます。
読んでみたいものがた~くさん。
ご紹介ありがとうございます♪