空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

できることをする

2019-12-07 23:37:43 | 猫町パレード
がっかりしながら、
自分を責める気持ち、もっと早く気付くサインを見落としたんじゃないか
仕方がないよと、諦めて前を向こうよと、抑え込むような気持ち
本当にそれが、モコのためになるの?という気持ち…
ごちゃごちゃになりながら、なんとか眠りについた夜。

午前3時ごろ
「モコが血を吐いた!」
の声に飛び起きる。

フードを吐いた形跡の隣に確かに血だまり。
ひーーーーー!!!!!

実際には血尿だったのだけれど、それにしても赤い!!

モコはそれこそ、「トイレから離れられない」状態みたいで
何度となくトイレに出たり入ったり。
病院は24時間体制なので、電話して当直の先生と話す。
その間も気が気ではない。

…とりあえず翌朝(金曜日)病院へ行き、検査をし。
いままでとはまた違う状況に心は揺れる。


このために仕事を休んだわけなんです。
休むには連絡をして、状況説明をしなければならない。
この日は大事なことがあって、休めないとわかっていた。申し訳ない。
え? ペットのために? って思われはしまいか、とちょっと思って打ち消す。
「なんとか午後から出ます…」といいながら、
モコを家に置いていくことに後ろ髪をひかれる。
本当はモコについていたい。
ついていたからって治るわけではないんだけれど。
仕事があるから薄給であろうとも稼ぐことはできて、
だからこそ治療を受けさせることができる。
(お察しの通り、動物の治療費は高いです)

ああ、でも、留守の間に病状が急変したら?
怖すぎる…

徹夜明け状態で、午前中病院へ行き、午後出社。
待ってました! 状態で打ち合わせの場へ。
その後、指名で降ってくる仕事たち(泣)

心が乱れるってこういうことを言うんだろうな。
でもこれって、例えば家族が病気になった時どうするの?ってことにも通じる。
私にとって最優先したいことって何だろう、
最善ってなんだろう。
どの選択肢が正解なの?

てなことを、頭で考えているとぐるぐるするから、手帳に書き出していた。

結果としてモコに対して思ったのは
「私は、救える命を救いたいと思っているだけ。
何度も手術を受けさせるのは、苦しませようとしているからではない。
苦しんでいるモコを助けたいんだ」ってこと。

「一緒に頑張ろう、モコ」
そう書いたちょうどその時。
寝ていたモコが起き上がって頭ゴツン、スリスリ、ってしてきた。
泣いた。。


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