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空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

チャランゴ

2014-06-11 22:02:30 | 出かけてみた
チャランゴの演奏を聴く機会に恵まれました。

コンサートの題名は「フォルクローレコンサート」だったのだけど、
主にチャランゴを得意とするかただったよう。

フォルクローレ、といったらやはり、ラテンアメリカ、って感じかな。
演奏してくださった方は、日本人だけれども、ボリビア在住(チャランゴのためにね)。
チャランゴはウクレレくらいの大きさだけど、
アルマジロの甲羅を胴体に使っているものもある、
なかなかインパクトのある楽器。
ただし木製のものも多数あります。
田舎のチャランゴと都会(街)のチャランゴ、なんてふうに音色自体にも差があるし、
さらに楽器ごとにも個性があって、とても魅力的。

なんだか懐かしいような、素朴な音色に
「こういう音、好きだぁ……」とつくづく思う。

それこそ「荒野でスナフキンがギター弾いてる」まんま。
(私自身がこういうイメージの人らしいんでww)

ケーナとか、打楽器とか、様々な楽器を持ってきて、
どんな音がするのか紹介してくれて、楽しい時間を過ごしました。

そんな中で別の意味で印象的だったのが織物。
鮮やかなペルーやボリビアの織物。
ポンチョは男性の衣装だそうです。

真っ赤なポンチョ。
荒野の中で実によく映えて、遠くからみると、花が歩いてくるようなんだとか。

手拍子、足拍子、掛け声までお客さんと一緒に掛けあって盛り上がって。
アンコールで弾き語った歌が日本語の歌詞。
それはそれは美しい風景を歌った歌で、聞いているだけで情景が浮かんでくるような。

♪~・・・フクシマ~♪

その言葉を聞いた途端、涙が出そうになりました。
美しい風景描写は、フクシマの四季を歌ったものでした。


しんみりしてしまった会場を、さっきの手拍子足拍子を思い出させて一気に盛り上げ、
何も言わずに舞台を降りていった、演奏者のかっこよさと
構成の巧さにも、脱帽でした。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
わー (まいける)
2014-06-12 13:27:30
チャランゴはアルマジロの甲羅を使っているものもあるのですか、わー

チャランゴとケーナといえば私は
Myテーマソング「草原のマルコ」です。

真っ赤なポンチョ「荒野の中で実によく映えて、遠くからみると、花が歩いてくるよう」とは!
なるほどーホントですね★

しずくさんならではの素敵な機会、羨ましいーです
返信する
>まいけるさん (しずく)
2014-06-15 22:06:18
すごかったですよ、アルマジロの甲羅!

あー南米好きなんだなーって再確認しました。
あのあたりの楽器はみんな風の音がしますね。
思い切って行ってよかった、と思いました。

マルコ!
なつかしいね。
返信する

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