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★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

大木敦夫とフォーリング・ダウン

2017-10-21 18:21:14 | 文学


・わたくしは、香川に赴任したあたりから日本浪曼派のテキストを授業で扱ったりすることが多くなった。今日も授業で使うために大木敦夫の詩集を読んでいたのだが、ときどきすごくいやな詩句がある。それもすごくタイミングよくあるのである。だから人によってはこれが快感になっているはずだと思う。にも関わらず、やはりこういう詩人を無視するのは一面的だと思うから読む。蔵原伸二郎なんかも読むが、なぜ川端康成が彼を褒めたのかわからない。いや、何となく予想はつくんだが……

・映画『フォーリング・ダウン』が時々観たくなる。この前思い出したときに思ったんだが、中年サラリーマンがとつぜん暴れ出すきっかけは、渋滞ではなく、韓国出身のおとこの雑貨屋でコーラの値段をめぐってトラブルを起こしたためであった。この映画が提起している人種問題のありようについて大学生の時に見たときには全く意識していなかった。トランプがでてきて、この映画の意味がなんか分かってきた気がするわ……。難しいなあトランプ問題は、案外。たぶん日本もおなじだ。

・選挙、面倒だなあ……、秋祭りで忙しいんだよ、日本人は。颱風も来ちゃったよ……。

・弱さが原因だな……いろいろと。


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