地獄絵の効能 2021-11-18 23:35:28 | 文学 見るも憂し如何にかすべき我が心 かかる報いの罪やありける 地獄絵をみての歌である。やはりこういう絵というのは必要で、そんなものがなければ罪の存在すらあやふやなのが我々である。我々は、生きているだけでよいのだと思うときにはかなりの確率で地獄を覗き込んでいることがおおく、それなしに生きているだけでもいいと思ってもいいとは、わたくしは思わない。われわれはどちらかというと、だらけているのである。もっとしっかりすべきなのだ。