★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

若宮神社を訪ねる(香川の神社120)

2017-11-21 13:55:49 | 神社仏閣


木太町。


左手はこんな所――郷愁を感じる気がしてきた

  

「若宮堂」とされた記念碑は、「二千六百年記念」。案内板によると、このとき(昭和十五年)に燈籠、手洗鉢などをリニューアルしたらしい。新しい注連石などは平成十四年などのもの。案内板も平成十年。

案内板によると、

「祭神:火除けの神(狸)」


ぽんぽこぽん。天保のころ、竹藪を整地したところ火事が頻繁に起こるようになった。で、祈祷をしてもったところ、狸の仕業と分かった。この竹藪は、狸夫婦のすみかだったのである。で、人々は祠を建てて祀ったところ、平和になったということだ。

しかし、二千六百年記念などと天皇家にちなんで碑を建てたり、若宮などという仁徳だか応神だかしらないが、人を祀るが如き名前を付けてしまったため、ものすごい大火事(高松空襲)が起こったのであった(ここの部分、渡邊の妄想でした)


そういえば、ここに来る前、関西マ****という会社の中に稲荷神社を発見したが、狸ときつねの化かし合いに巻き込まれそうなので見物するのをやめておいた。