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★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

俗情との結託の帰趨

2010-10-08 23:24:35 | 大学
今日は、共通科目「文学A 日本の恋愛小説を解剖する」の授業だった。

5年前、はじめての大学の授業ということで、共通科目だから200人くらいくるかもと思って、重い印刷物を担いで教室に行ったところ、案の定、200人ぐらいいたので、絶望したが、教室を間違えていて、ほんとの教室に行ったら30人もいなかったわけであるが、今年はどうであるか。

今年もそういう巻を期待していたのだが、教室の30㍍手前で、なにか+++じみたふいんき(←何故か変換できない)がしたので、入ってみたら150人はいた。

シラバスの授業概要で、調子に乗って俗情と結託した文章を書いたためであろう。私の授業というのは、ふつう、30人ぐらいで、調子こいた今の世の中の悪口を言ったり、放×禁止用語をうっかり意図的に、作品に即して、失言したりするものである。要するにずぶずぶに文学に淫する授業である。そのぐらい、シラバスを見て分からないのであろうか……?