鑿壁偸光 漢字検定一級抔

since 2006.6.11(漢検1級受験日) by 白魚一寸

音符堯をギョウと読む漢字

2006年09月03日 | 音符が共通な漢字(参考書等を含む)

(21.4.18 「辞典」に熟語の載っていない音読みも括弧書きで追加等)

18-1で間違えた問題に

類義語  末世―×僥季  ○澆季

がありました。

堯が音符の字は、苦手です。「新漢字辞典」の堯部には、全部で17個載っています。内、曉(=暁)・燒(=焼)は常用、(=尭)は準1級、磽・遶は△です。

 また、音読みもギョウ・キョウ・ジョウ・ショウ・ニョウ・ドウ・トウ・コウと色々あり、意味も区々で、使い分けを正確には憶えられませんでした。18-1の試験の前は、過去問に出た熟語だけを憶えよう、後は、ケセラセラと思っていたら、案の定、過去問に出ていない澆季が出てしまいました。 

  一度には、到底憶えられませんので、先ず、ギョウと読む漢字だけ、帳面に書きました。帳面の頁が替わるところなので、写真の代わりに書いてみますと、

① 僥 ギョウ 僥倖16-1K⇔奇禍
⑥ 澆 ギョウ(キョウ) うす(い) 澆季18-1K澆末・末世、澆薄
③ 翹 ギョウ つまだ(てる)=爪立てる 翹望17-1K 20-1K≒鶴首
① 蟯 ギョウ、ジョウ 蟯虫(ギョウチュウ・ジョウチュウ)
③ 驍 ギョウ(キョウ)
(× 嶢 ギョウ 帳面にはまだ書いていません。) 

 対義語・類義語で毎年のように出ています。書き取りの場合、漢字の意味がわからないとなかなか書けません。だから、澆の うすいという訓も帳面に書きました。 澆には、そそぐ という訓もあるのですが、これは、取り敢えず書きませんでした。また、驍の見出し語も、書きませんでした。少しずつ帳面に書いて、問題に出てきた都度、書き加えていこうと思っています。

 澆季は、人情が薄い、時代の終わり(「辞典」の季の項参照)という意味です。漢字一つ一つの意味と、熟語の意味を合わせて理解すればなんとかなりそうです。

 ただ、そそぐという訓は、三水で分かるのですが、三水とうすいという訓がどうも繋がりません。「大漢和」に拠ると、「磽に通ず」とあって、学習しない磽が出てきてしまいました。



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