1985年に蒔絵技法で人間国宝に認定された寺井直次さん(1912
~98)の「金胎蒔絵水指 春」(Water container“Spring”、maki-e
on metal base、漆・金胎・蒔絵・卵殻、1976年)。
漆工芸家にとって、白い色を自在に浮かび上がらせることが難し
かったところ、卵の殻を使って立体感のある作品に仕上げるパイオ
ニアとして確立された寺井さん。また、漆を付着させたり、アルミ
を電解処理して素材を作る技法、金胎漆器なども開拓されている。
この作品は、金胎に卵の殻も使われ、タイトルの春に咲き誇る花
がとても精工に描かれている。
(MOMAT:千代田区北の丸公園1-1)
~98)の「金胎蒔絵水指 春」(Water container“Spring”、maki-e
on metal base、漆・金胎・蒔絵・卵殻、1976年)。
漆工芸家にとって、白い色を自在に浮かび上がらせることが難し
かったところ、卵の殻を使って立体感のある作品に仕上げるパイオ
ニアとして確立された寺井さん。また、漆を付着させたり、アルミ
を電解処理して素材を作る技法、金胎漆器なども開拓されている。
この作品は、金胎に卵の殻も使われ、タイトルの春に咲き誇る花
がとても精工に描かれている。
(MOMAT:千代田区北の丸公園1-1)