塩哲の空即是色

日々の徒然日記

ミュージアム巡り 近代科学資料館 記録メディアの変遷

2012-07-31 05:55:18 | ミュージアム巡り_2012
 古代エジプトでパピルス紙に文字が記録されたのは約5,000年
前のこと。それ以前にも洞窟の岩盤などに動物の絵が残されてお
り、世界最古の壁画は、フランス南部にある「ショーヴェ洞窟」
の絵で約3万2000年前のものといわれる。

 それから時は経ち、1877年にエジソンが発明した蓄音機に音を
刻みつける。そして、1898年にはデンマークのポールセンが磁気
録音機を発表。その後、磁気テープが考案されると1930年代にド
イツでテープレコーダーが開発される。

 アナログからデジタル時代に入ると1950年代にハードディスク
を装着したコンピューターの外部メモリとして登場。当時のHD装
置は直径24インチの磁気ディスクで約50枚重ねられるものの容量
はたったの5MBだった。
(新宿区神楽坂1-3)


ミュージアム巡り 近代科学資料館 ファイヤーサイド

2012-07-29 04:51:26 | ミュージアム巡り_2012
 続いての蓄音機は、1911年のエジソン・フォノグラフ社のエジ
ソン蓄音機と呼ばれる「ファイヤーサイド」。

 ゼンマイ駆動の蝋管式、装飾大型ラッパが取り付けられた再生専
用機。再生時間を平円盤の3分に対抗して4分に延長。また、左側
の送りピッチ切り替えボタンで、旧2分管、新4分管のどちらも聴
くことができる。当時の価格で30ドル。
(新宿区神楽坂1-3)

Weekendの麺処巡り すきわ後楽 で 塩のセット

2012-07-28 20:40:41 | 麺_2012
 新大阪から岡山へ新幹線で移動、そこから赤穂線に乗り換え西片
上駅で下車。まずは荷物をホテルの部屋へ放り込み、先ほど伺った
大阪の麺処のレポを後に残し、街を探索。
 オッ、麺処があったので暖簾をくぐってみる。

 そこはファインフードネットワーク(岡山)が手掛けるCF店の
「すきわ後楽中華そば 片上店」。40数年前、家具を販売していた
「すきわ」が岡山県内で「すきわ後楽中華そば」という屋号で食品
事業を展開。1989年に現在の会社が事業買収し、直営やCF店を増
やしているという。現在、岡山県内に14店舗ある。

 メニューを拝見し、中から「塩拉麺と炒飯セット」890円をオー
ダー。店内は三丁目の夕日の映画を思わせるノスタルジーな雰囲気
が漂い、良い感じでCF店とは思えない。厨房には老齢な女将さんが
一人で孤軍奮闘。

 そして登場したセットメニュー、味にシャープさはないものの、
懐かしい拉麺の味で、これならしょう油味の方が良かったかも。炒
飯もしょう油が利き味で懐かしい味だ。夏の田舎のお盆の風景が頭
の中をよぎった。

 岡山では、拉麺と梅干しは欠かせないものなのだろうか。東京・
神田小川町の「きび」ではお猪口に梅干しを入れて付け出しとして
出される。これは岡山のルーツなのだろうか。東京に帰ったら渡辺
店主(きび)に聞いてみよう。
 女将さん、ご馳走様。

すきわ後楽中華そば 片上店
岡山県備前市西片上1337
11:00~21:00 月曜定休日
すきわ後楽中華そばHP

Weekendの麺処巡り がんこ十八代目で蛤とトマトの冷やし麺

2012-07-28 20:15:30 | 麺_2012
 今週末は兵庫県西宮の甲子園近くでインタビュー取材の後、岡
山県備前入りし、翌日のイベント取材。
 まずは新大阪駅から難波に移動してランチ。大阪も半端ではな
い熱波で、麺処なら冷やしモード。千日前の「なんばグランド花
月」南側にある麺処へGO。

 繁盛店のたこ焼き屋を横目に、細長いエントランスの奥にその
お店「がんこ十八代目」がある。入店すると松由店主とスタッフ
の方が温かく出迎えていただき、久しぶりのご挨拶。

 券売機で「蛤とトマトの冷辛麺」1,000円を購入してカウンタ
ーへ。今年の冷やしは、トッピングのカリカリベーコンをスモー
クサーモンと生ハムに変更したと、教えていただいた。

 登場した一杯、麺も器もヒヤヒヤですすると、猛暑でふやけた
身体から熱がスッーと下がっていくのが判る。蛤の旨味と辛味も
加わりその効果が倍増していくようだ。こんな猛暑の日にこそピ
ッタリの一杯で心が一時のオアシスを感じた。蛤の風味に加え、
生ハムが良いなあ、スモークサーモンも違和感なく旨ウマ。シャ
ーベット状のトマトピューレも冷を呼ぶ。松由店主、今年の冷や
しは最高でした旨かった、ご馳走様。

 と、その後にサプライズが登場。冷えた身体にはホットなもの
をと、松由店主のサービスで、先ほどの冷やしをハーフにして、
この店の、いやがんこの王道・塩拉麺のハーフを提供していただ
いた。
 冷やしの後にいただくと、十八代目の進化がハッキリと伺える。
これは旨い。現在のがんこ各店の中では、最もトップのレベルの
塩と思う。旨い、ご馳走様。