塩哲の空即是色

日々の徒然日記

ミュージアム巡り 文明開化とくらし 法隆寺宝物献納

2014-05-05 04:59:01 | ミュージアム巡り_2014
 廃仏毀釈とともに、寺院に大きな打撃を与えたのが、明治4
年1月5日に布告された社寺領上知令だった。
 旧幕府や大名家からの庇護を受けていた寺院は、経済的に困
窮して仏像や宝物を手放す寺院も出てきた。
 展示資料は、明治11年に奈良・法隆寺が300件以上の宝物を
皇室に献上し、対価として1万円が下賜された時の文書。

 次の文書は、「別格官幣社への登録」で、明治6年に京都の
護王善神堂が別格官幣社に列するにあたり、社殿を造営するた
めに調査したもの。

 これは明治4年に“官社以下定額・神官職制等規則”が公布
され、神社の格を大きく官社と諸社に分類し、官社97社を定め
た。官社にも官幣と国幣に分け、こちらにいずれも分類できな
い神社を別格官幣社の制度が新たに導入された。
(国立公文書館 千代田区北の丸公園3-2)

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