塩哲の空即是色

日々の徒然日記

ミュージアム巡り クローズアップ番外編 青磁大鉢

2013-12-25 05:41:13 | ミュージアム巡り_2013
 透きとおったような亀甲貫入の作品「青磁大鉢」(Large bowl、
celadon、陶器、1973年)は、清水卯一さん(1926~2004)が生
みだした意匠。
 京都での陶芸活動の場を、1970年に琵琶湖の湖畔・志賀町に
移り蓬莱窯を築いて、地元の蓬莱山の土で青白磁のような蓬莱
磁・ 鉄燿作品を生みだしていく。1985年には鉄釉陶器で人間国
宝に認定。
 この作品を眺めていると、器の底に心が吸い取られ彼方へ持っ
て行かれるような幻想的な気分になった。
(MOMAT:千代田区北の丸公園1-1)


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