飛鳥時代・7世紀中頃の「日本最古の万葉仮名文木簡」(Wooden
Tblet with the ink inscription of Manyo-gana-style character,7th )。
片面に残っている11文字の漢字「皮留久佐乃皮斯米之刀斯」は、
1字を1音に当てた万葉仮名の一種である。「春草のはじめのとし」
と読み、“春草の”は万葉集では枕詞として使われており、五音・七
音を重ねた和歌と考えられる。
発見された地層の時期から難波遷都の頃(7世紀中頃)に詠まれたと
思われ、そのため万葉仮名を用いた文字資料としては最古で、日本
語表記や和歌の歴史上で重要な資料である。
(大阪市中央区大手町4-1-32)
Tblet with the ink inscription of Manyo-gana-style character,7th )。
片面に残っている11文字の漢字「皮留久佐乃皮斯米之刀斯」は、
1字を1音に当てた万葉仮名の一種である。「春草のはじめのとし」
と読み、“春草の”は万葉集では枕詞として使われており、五音・七
音を重ねた和歌と考えられる。
発見された地層の時期から難波遷都の頃(7世紀中頃)に詠まれたと
思われ、そのため万葉仮名を用いた文字資料としては最古で、日本
語表記や和歌の歴史上で重要な資料である。
(大阪市中央区大手町4-1-32)