塩哲の空即是色

日々の徒然日記

ミュージアム巡り 大阪歴史博物館 最古の万葉仮名文木簡

2013-02-06 05:58:08 | ミュージアム巡り_2013
 飛鳥時代・7世紀中頃の「日本最古の万葉仮名文木簡」(Wooden
Tblet with the ink inscription of Manyo-gana-style character,7th )。
 片面に残っている11文字の漢字「皮留久佐乃皮斯米之刀斯」は、
1字を1音に当てた万葉仮名の一種である。「春草のはじめのとし」
と読み、“春草の”は万葉集では枕詞として使われており、五音・七
音を重ねた和歌と考えられる。
 発見された地層の時期から難波遷都の頃(7世紀中頃)に詠まれたと
思われ、そのため万葉仮名を用いた文字資料としては最古で、日本
語表記や和歌の歴史上で重要な資料である。
(大阪市中央区大手町4-1-32)


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