Groovy Days

2008年7月23日マキシシングル『青空』をリリース!
柳生伸也のblog

安城七夕

2012-08-05 12:09:24 | 活動記録

安城七夕祭りのライヴは、僕が一年の中で行うライヴの中で最も楽しみにしているライヴの一つです。
そのお祭りは、地元の人に愛されて、地元の人の手作りで行われるお祭りなんですが、とても盛大で賑やかで楽しいお祭りなんです。

そして、僕にとって安城七夕祭りは、懐かしい人に会える機会でもあります。
今日のブログのトップの写真は、古くからの知人のHさんに撮ってもらった写真です。
とても良い構図で綺麗に撮れているんですが、それもそのはず、Hさんは以前、写真撮影を趣味としていて、その域を超えて色々な場所で活動されていた人なんです。
自分の写真を自分で撮ると言う事は中々難しいので、今回のように写真撮影してくれてデータをくれる人がいると本当に有難いです。
良い記念になる写真です。
ありがとうございました。

Hさんとはライヴ後にしばらくお話をさせていただいたんですが、懐かしさでしばらく引き止めてしまって申し訳なかったです。
お子さんも随分大きくなっていてびっくりしました。
前に見たときはまだまだ子供と言う印象でしたが、もう立派な少年になっていました。

さて、ライヴですが、今回はちょっと苦労しました。

と言うのは、今年の安城七夕祭りは、例年にも増して非常に多くの人出があって、駐車場が確保できなかったんです。
いつもなら割と近い駐車場が空いていて、そこから会場に移動するだけだったので、別に特別に駐車場を用意してもらうと言う事も無かったんですが、今回は会場から2キロ程離れた場所にしか停められませんでした。
しかも、その駐車場に車を入れたのが、ライヴ開始30分前でした。

これはマズいと思って、急いで荷物をまとめて、シンセサイザーをキャリアでごろごろ引っ張りながら会場まで早足で歩いて、ステージ裏に到着したのが19時45分頃でした。
本当にギリギリでしたけど、何とか間に合ってホッとしました。

先に到着していたサポートメンバーと主催側のスタッフさん、僕を招待してくれた安城市のNさんに謝って、準備を開始したんですが、その時点でもう汗だくでした。
来年は安城七夕祭り60周年の記念の年ですので、今年以上の人出が予想されますから、来年もしも呼んでもらえるなら、駐車場を用意してもらえると有難いですと言う事も伝えたんですけどね。


ライヴの詳細です。

1曲目と2曲目は、アルバム『塞翁が馬』より『浅き夢見じ』・『青空』でした。
いつもは『青空』はキーボードとギターでの演奏ですが、今回は3人でキーボード・ギター・パーカッションと言う違う楽器構成での演奏でした。
ステージ開始前の準備時間を少しでも短くするため、ギターとパーカッションを担当するYUKITOが考えてくれた事なんだと思います。
そのため、いつもとは少し違う印象の音になっていたんですが、これはこれでとても良いと思いましたので、今後はこう言うのもありだなぁと思いました。

3曲目、4曲目とラストの5曲目はアルバムやシングルに収録されていない、新しい歌をやりました。

3曲目は、七夕の夜に空に輝く星空をイメージして、安城七夕祭りで演奏するために書いた歌です。
七夕祭りの夜、安城市は光で溢れているので星空なんて見えませんけど、あの歌を聴いた人の心に、満天の星空がイメージできていたら嬉しいです。

4曲目は、9月に静岡で公演される舞台『夏の庭』のテーマソングです。
ちょうど夏をイメージして書いた歌なので、今回のライヴにぴったりだろうと、前回の柳ヶ瀬で実際にアコースティックで演奏してみて、行けると判断してやった歌です。
児童文学の『夏の庭』は、少年たちのひと夏の経験の物語ですが、舞台の方はもう少し違った視点が加えられていて、そちらからの目線がメインになっているので、そう言う目線から見た少年たちの夏を歌にしてみた歌です。
分かりにくいかもしれないですが、あまり詳しいことを書いてしまうと、舞台を楽しみにしている人に申し訳ないので、こう言う遠まわしな表現です。

最後の歌は、今日出逢えた皆さんにお別れを言う歌です。
これで今年の安城七夕ライヴが終わってしまうんだと思うと、本当に名残惜しかったですが、別れはまた次の出会いの始まりですからね。
最後まで一生懸命歌いました。

サポートメンバーも気付いていたんですが、涙を流して聴いてくれている人がいました。
若い女性だったんですが、とても嬉しくて、有難かったです。
サポートメンバーの一人は『コンタクトにごみでも入ったのかもよ?』と茶化していましたが、僕は僕の歌に感動してくれたんだと信じて、明日への活力にする事にしました。


ライヴ後、最初に登場したHさんを初めとして、多くの人に声をかけていただいて、本当に有難かったんですが、今日は遠いところから遊びに来てくださったお客さんにお土産まで貰ってしまって恐縮でした。
地元の名産と共に頂いたのが、写真の水琴鈴と手書きの朝顔のイラスト入りの暑中見舞いです。
心のこもったお手紙、ありがとうございました。

水琴鈴は振ってみるととても澄んだ綺麗な音がします。
最初、青い方を買われたそうですが、音のイメージが違ったので緑色の方も買ってくださったそうです。
確かに、緑の方が青よりも1全音くらい音程が違いますが、どちらも綺麗な音だと思います。
余計な気を遣わせてしまって申し訳ありませんでしたが、有難く頂きました。

そして、ライヴ終了後のお楽しみは、毎年恒例、安城市の中華料理店、八宝亭での打ち上げです。
僕は、諸事情により後からの参加でしたが、とても楽しい時間でした。
八宝亭の皆さん、ありがとうございました。



八宝亭と言えば、これまた毎年恒例の竹飾りコンテストですが、今年も見事に最優秀賞に輝きました。
これでV6です。
もう既に竹飾りの域を超えている素晴らしい作品ですが、これだけの物を制作するのには、かなりの労力を要したと思いますが、報われて良かったですね。
おめでとうございます。

と言うわけで、今年の安城は最初の駐車場の失敗のおかげで怒涛のように過ぎていってしまいましたが、また一つ、楽しい夏の想い出ができました。
関係者されたすべての方にお礼を言いたいです。
ありがとうございました。

今日も安城七夕祭りは行われていますが、ちょっと疲れたので、今日は遠く自宅でその成功を祈る事にします。