僕は自動車でもバイクでも航空機でも、乗り物は大抵好きです。
でも僕は、この航空機は嫌いです。
見るだけで虫唾が走るくらいの嫌悪感を覚えます。
写真の航空機は、アメリカの開発した無人で飛ぶ戦闘機です。
遠隔操作で戦地に飛んで行って、遠隔操作で攻撃をするんです。
操縦者は安全な場所にいて機械に人を殺させるなんて、どうかしていると思いませんか?
別に、戦闘機や爆撃機に人が乗って行って攻撃をすれば、それが人道的だとは思いませんが、少なくとも機械に殺されるよりはましのような気がします。
一応、攻撃を仕掛けてくる人も、自分が殺されるかもしれないと言うリスクを背負って攻撃をするわけですから。
この飛行機の操縦者は、ほとんどビデオゲーム感覚で戦争をする事になりそうな気がします。
しかもこんな飛行機、例えば高射砲で撃墜したところで、地上に落ちた時に爆発するようにしておけば、それでも攻撃できるわけで、操縦者が意のままに狙いを定める事ができるミサイルと言う事ですから。
しかも、通常の戦闘機と比べて価格が非常に安いそうなので、いくら撃墜されてもそんなに痛手ではないですし。
僕は、基本的には人類の科学技術の可能性を信じたいと思っていますし、新しい技術が発表されるとわくわくする方ですが、その科学技術がこんな映画の『ターミネーター』に出てくるロボットのような物を開発する方向に進んだ事が本当に残念です。
さて、そうこうする内に8月も今日で最後の一日になりました。
夏にやり残した事はありませんか?
僕は、夏祭りにも花火にも海にもプールにも行っていないので、今年の夏はやり残した事だらけです。
ですが、この夏は明日初演を迎える演劇『夏の庭』の音楽制作を頑張りましたので、別に残念な夏だったと言う印象はありません。
明日は実際に本番を見てきますので、僕の音楽がその公演をどう彩るのか楽しみです。
観客の皆さんが心の底から楽しめる劇になる事を心の底から願っています。