新しい歌は、とても穏やかな世界を歌う歌にしたいと思って、今作っているところなんだけど、どうも詞が自分でGO出せるまでにならないから、ちょっと気分転換をするつもりで髪を切ってとある公園に行った。
とても穏やかな秋の一日で、空は高く、風は心地よかった。
公園内を散策すると、池があってちかくに無人販売で鯉の餌が置いてあった。
たった50円だったし、鯉に餌でもやってみるかと思って買ってみた。
紙コップに入ったそれを、一つずつ撒きながら詞のことを考えていた。
すると、見る見るうちに鯉が集まってきて、恐ろしい貪欲さで餌をむさぼり始めた。
見れば、池の向こうの方からも鯉が来ている気配がある。
池の水に水中を進む鯉の作る波紋がこちらに向かってくるのが見える。
それも一つや二つじゃない。
あっという間に俺の目の前には、恐ろしい数の鯉が集まってきて、餌をねだってきた。
鯉が水を飲み込むゴボゴボという音が絶え間なく聞こえてきた。
『この場所はダメだ』と思って、池にかかる橋を渡って、比較的鯉の少ない地方へ移動した。
そこで、数匹の鯉に心穏やかに餌をやっていると、またも向こうの方から鯉の波紋がこっちに向かってくるのが見えた。
またも一つや二つじゃない。
そして、見る見るうちに俺の目の前には数百と言う鯉が集まって来てしまった。
とりあえず、全ての餌を撒き終えると、俺は逃げるようにしてそこを去った。
しかし、餌を撒きながら思ったのは、『次に生まれてくる事ができるのなら、ここの鯉だけは嫌だ』と言うことだ。
とても穏やかな秋の一日で、空は高く、風は心地よかった。
公園内を散策すると、池があってちかくに無人販売で鯉の餌が置いてあった。
たった50円だったし、鯉に餌でもやってみるかと思って買ってみた。
紙コップに入ったそれを、一つずつ撒きながら詞のことを考えていた。
すると、見る見るうちに鯉が集まってきて、恐ろしい貪欲さで餌をむさぼり始めた。
見れば、池の向こうの方からも鯉が来ている気配がある。
池の水に水中を進む鯉の作る波紋がこちらに向かってくるのが見える。
それも一つや二つじゃない。
あっという間に俺の目の前には、恐ろしい数の鯉が集まってきて、餌をねだってきた。
鯉が水を飲み込むゴボゴボという音が絶え間なく聞こえてきた。
『この場所はダメだ』と思って、池にかかる橋を渡って、比較的鯉の少ない地方へ移動した。
そこで、数匹の鯉に心穏やかに餌をやっていると、またも向こうの方から鯉の波紋がこっちに向かってくるのが見えた。
またも一つや二つじゃない。
そして、見る見るうちに俺の目の前には数百と言う鯉が集まって来てしまった。
とりあえず、全ての餌を撒き終えると、俺は逃げるようにしてそこを去った。
しかし、餌を撒きながら思ったのは、『次に生まれてくる事ができるのなら、ここの鯉だけは嫌だ』と言うことだ。