Groovy Days

2008年7月23日マキシシングル『青空』をリリース!
柳生伸也のblog

長崎原爆忌

2012-08-09 11:02:18 | 雑記

長崎の平和祈念像は、神の愛と仏の慈悲を象徴し、垂直に高く掲げた右手は原爆の脅威を、水平に伸ばした左手は平和を、横にした足は原爆投下直後の長崎市の静けさを、立てた足は救った命 を表し、軽く閉じた目は原爆犠牲者の冥福を祈っていると言われています。

1945年8月9日の午前11時2分、B29『ボックス・カー』により長崎に原子爆弾『ファットマン』が投下されました。
8月6日に広島に投下されて、わずか3日後の事です。

高度500mで炸裂した原爆はわずか0.2秒後には半径200mもの火球を作りました。
この火球の表面温度は太陽の表面温度並の8000度にも達したと言われています。
一瞬にして14万9千人の方が亡くなりました。

今朝、広島の平和祈念式典の中継を見ていたんですが、多くの人が当時の事を涙ながらに語る姿がとても印象的でした。
原爆投下の直後、自分に何が起きたのかも分からず命を失った人も本当に気の毒ですが、その瞬間は難を逃れたものの、これまで67年間も原爆に苦しめられてきた人もまた本当に気の毒だと感じました。

1945年の今日、原爆によって命を落とされた方々のご冥福を祈ると共に、今もまだご存命の被爆者の方々が原爆の呪縛から解き放たれて心安らかになられることを祈りたいです。

世界中が平和になりますように。