今日は終戦記念日です。
僕の街は曇りで、8月も半ばなので暑さも一時期ほどではなく、風は結構爽やかです。
67年前の今日もこんな感じの一日だったんでしょうか?
以前、妹尾河童さんの自伝的小説『少年H』を読んだ事があるんですが、それを読んで、少しだけ気持ちが晴れたような気がしました。
と言うのも、当時の人が全員、本気で日本が戦争に勝てると思っていたわけではない、と言う事が分かったからです。
もしも、本気で全員が絶対に勝てると思っていて、玉音放送で突然に敗戦を告げられたとしたら、かなり残酷ですからね。
もちろん、本気でそう思っていた人もかなりいたとは思いますけど。
終戦記念日になるといつも思うのは、この日が日本にとって最後の終戦記念日にしなくてはいけない、と言う事です。
国と国との争いを武力によって解決すると言うのは、本当に愚かな選択です。
今、日本は周辺諸国に領土を侵犯されて、大変な問題になっていますが、その解決策として武力行使と言うのは浅はかな選択だと思います。
もちろん、最後の手段として武力行使も必要になる時が来るかもしれませんが、そうならない事を強く願います。