コンプレッサー修理会社の機械修理日記

~産業用エアーコンプレッサ、ブロワ、真空ポンプなどの機械修理・メンテナンス会社の日常を書いていきます

コンプレッサの日常管理

2015年09月26日 | 修理・メンテナンス
9月ももう終わりです。
今年は、特に厳しい残暑もなく、かえって異常じゃないから異常なんじゃないか!?
と思ったりしています(ちょっと何言ってるのかわかりませんね)。
ただ大きな地震があったり、火山が噴火したり、豪雨による水害があったりと
やはりどこかおかしんじゃないかと思ったりもします。
これらの災害で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

さて先日、オイル式レシプロコンプレッサの運転音が大きくなったとの事で、
あるお客様へ点検に伺いました。
現地で確認するとかなり大きな音で運転しており、すぐに運転を止めてもらいました。
分解すると各所が損傷しており、かなり酷い状況でした。


損傷したピストンです



こちらのお客様には予備機がありましたので、復旧を急ぐ状況ではなく、
修理コストの関係もあり、結局後日に新品に更新されました。
今回の故障のはっきりとした原因は不明ですが、恐らくオイル切れが原因だと
思われます。

オイル式コンプレッサの日常の管理で最も大切で、簡単に分かる点検項目は、
オイル量の確認です。オイル量が規定値以下に減少すると、潤滑異常により

・温度上昇異常
・圧力上昇異常
・機械部品の損傷

などが起こってしまい、機械寿命を著しく低下させるか、故障を引き起こしてしまいます。
オイル量の確認は一般的なコンプレッサならば油量計の油面が規定値内にあるかを
確認するだけですので、できましたら毎日確認してください。
…と、ブログを定期的に更新できない私が書いても説得力はありませんが。


よろしければ弊社ホームページもご覧ください。
(株)新生エンジニアリング http://shinsei-eng.com/

ご質問などお問合せは
[TEL]052-362-8941
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[メール]shiraishi@shinsei-eng.com
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1 コメント

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秘密のマルテンサイト (パイロットキャピタル)
2023-09-17 13:29:56
ルパン三世のマモーの正体。それはプロテリアル安来工場で開発されたSLD-MAGICという高性能特殊鋼と関係している。ゴエモンが最近グリーン新斬鉄剣と称してハイテン製のボディーの自動車をフルスピードでバッサリ切り刻んで、またつまらぬものを斬ってしまったと定番のセリフ言いまくっているようだ。話をもとにもどそう、ものづくりの人工知能の解析などを通じて得た摩耗の正体は、リカバリー性も考慮された炭素結晶の競合モデル/CCSCモデルとして各学協会で講演されているようだ。
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