コンプレッサー修理会社の機械修理日記

~産業用エアーコンプレッサ、ブロワ、真空ポンプなどの機械修理・メンテナンス会社の日常を書いていきます

エアーラインフィルターの必要性

2009年05月07日 | その他の機器
皆さんは今日からお仕事でしょうか。
連休疲れもあるでしょうが、気持ちも新たにがんばりましょう。


今回は、エアーラインフィルターの話です。

エアーコンプレッサーは大気を圧縮します。
その大気中には、塵、埃、水蒸気、オイルミストなどが含まれており、圧縮する
過程においてそれらも一緒に圧縮されます。通常、エアーコンプレッサには吸込
フィルタが付いていますので、10μm程度の比較的大きな塵、埃などはそこで
捕集されますが、それよりも小さな粒子はそのまま圧縮機内を通過してしまいます。
ですから圧縮エアー中には細かい粒子が大気中よりも濃い密度で含まれているの
です。

その細かい粒子が圧縮空気を使用する機械、製品に悪影響を及ぼす場合には、そ
の圧縮エアー中の粒子を捕集するエアーラインフィルターを取り付ける必要があり
ます(エアーラインフィルターは配管の途中に挟み込まれるように取り付けます)。
エアーの用途に応じて適切なフィルターがありますので専門家に相談してください。


よろしければ弊社ホームページもご覧ください
(株)新生エンジニアリング http://shinsei-eng.com/

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