リカルデントをかみながら

社会人受験生のブログおわりました。

輝明おじちゃんは、得意なことと苦手なことの差が大きいんだ。

2006年11月05日 21時45分05秒 | 大学受験
フジテレビ系ドラマ「僕の歩く道」でのワンフレーズ。
草なぎ剛演じる自閉症の青年・大竹輝明が、ツール・ド・フランスの歴代優勝者を丸暗記していることに不思議を感じた甥の小学生幸太郎が、父親の秀治(輝明の兄)に尋ねた際に父親が言ったセリフ。その後、
「苦手なこと多いけど、できることはすごくできる。」
と続く。

自閉症者のこうした能力は、子供のそれに相通ずる。
車の車種を覚える、電車の車種を覚える、路線図がずっと言える、など。

苦手なことも同じく子供のそれに相通ずる。
相手の感情がつかめない、他者との距離がつかめない、4コマ漫画の落ちがわからない、場の空気が読めない、言っていいことと悪いことがわからない。

ただ、これらはすべて子供と自閉症者に限るものではなく健常者と認知される大人でも、そういう性質があるかないか、1かゼロの世界ではなく程度の差はあれ持っている。
で、世の中でうまく生きていくためには自分がどの程度重い物を持てるか、声が大きいか、寒さに耐えられるかなどと同様に、どの程度そういう性質を持っているかを知る必要がある。