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oregonian way of life. 

オレゴンでの学生生活から南下して社会人生活へ。IT産業でホットなサンフランシスコ・ベイエリアで地味~に文系の仕事してます

資源ごみの分別なし♪

2008-12-22 | "Green"
『なぜシリコンバレーではゴミを分別しないのか?』というタイトルの本があるところをみると、発祥はシリコンバレーなのでしょうか?今年の夏の終わりに導入された、資源ごみの家庭用ポリバケツ(画像)。ビン以外の資源ごみは、全てこの中にぶち込めばいい仕組みです。『なぜシリコンバレーでは~』によると、回収したバケツのごみは、機械が紙やプラスティックなどに分類するのだとか。ビンはこのバケツに入れないのは、割れると粉々になって機械分別に支障をきたすからでしょうか?

ビン以外の資源ごみは全てこのバケツに放り込めばいいのは、市民には便利。「アメリカは日本より進んでる」という書き方はしたくないけれど、日本ではどうでしょうか?自治体によってはかなり細かく分別するようになってるようですか・・・。

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「化粧中の松嶋菜々子」のように美しい?

2007-09-26 | "Green"
まったまた、風邪でダウン土曜日のムエタイ後、ずっと短パンのままでいたら冷えてしまったようです。去年3月末、ホットヨガの後に体を冷やして風邪をひいたことが分かっているのに、過去の過ちから学ばないしんのすけ。ありがちだけれど、わたしも季節の変わり目に油断をして風邪をひきやすいタイプです。でも、この風邪から復活して年末まで突っ走るゾ。

日に日に秋になっていくオレゴン。晴天でも太陽の光に力がなくなってきています。季節の移り変わりを実感するのが、川沿いのサイクリング・ロードを走っているとき。オレゴンの夏を象徴するバラがしなびれてくるにつれ、段々と紅葉していく木々・・・。現在紅葉度30%くらい(写真)で、正に「化粧中の松嶋菜々子」のような美しさ(?)。化粧が完了して「フェロモン全開の松嶋菜々子」になるにはあと2週間ぐらいでしょうか?(←化粧長いゾ)

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「シャラシャラ」ヘビにおっかなびっくり!?

2007-09-13 | "Green"
地元にある名所や観光地に行ったことがない住民って、結構多いもの。近くに住んでいるといつでも行けると思うからか、気付いたときは「えっ、そこに住んでて行ったことがないの!?」と言われる始末。

わたしにとってそんな「地元民なのに行ったことがない名所」が、この町の南はずれにあるビュート。そこから360度のパノラマを堪能できる、ということは以前から聞いていたけれど、わたしはこれまで行ったことなし。そこで今日は、バイトなし、快晴で最高気温も30度くらいで暑すぎない、それに雨季になる前に、ということで行ってきました。



トレイルを片道2、3キロ歩いて頂上へ(真上の写真)。一番上の写真は東側の眺望です。キャスケード山脈の中に富士山型の山が三つかすかに映っているのが見えますか?三つ合わせて「Three Sisters」と呼ばれる火山で、どれも3,000メートルちょっとあります。しっかしこうして360度見渡してみると、この町の周りって緑豊かで自然に恵まれた場所だと改めて思います。(←と言うことは、「何もない」場所?)


(こちらは西側。「ヤッホー!」と叫びたい心境に)

このビュートへ行くのに際してわたしが懸念したのが、ガラガラヘビ(rattlesnake)の存在。「この辺はガラガラヘビが生息しているので注意」と書かれた看板がトレイルに設置されています。ガラガラヘビがいるということはこの辺りのエコ環境が健全であるという証拠らしいけれど、実はわたしは蛇が苦手。でも、やはりガラガラヘビの生息地であるグランドキャニオンの谷底まで以前下ったとき一匹も見なかったし、「今回も平気だよね。昼間は蛇さんは昼寝してるだろうし、オホホ!」と余裕をかましていたら、ビュートを下り始めてすぐに一匹発見!ガラガラというよりはシャラシャラという音がした方を見ると、すぐ近くに蛇がいるではあ~りませんか!(←この言い方、古い?)その場をすばやく離れるべく、ひたすら前方を見て歩き続けました・・・。

でもな~、やっぱり蛇は苦手。またビュートに行きたいから蛇を駆除してくれないかな~。(←テメエが蛇生息地に行くなよ)

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「父親にマイバッグ」大作戦!?

2007-07-07 | "Green"
先日まで一緒だった母親が旅行中いくつか購入したのが、買い物バッグ。先日紹介したチコの自然食品店特製バッグだけではなく、オレゴンのサタデーマーケットでも一つ購入していました。

そんな母親が探していたのが、父親用の買い物バッグ。近所のスーパーにちょこちょこ買い物に行く父親。が、当然(?)マイバッグは持参せず。そんな父親でも持っていってもいいかなと思える買い物バッグはあるのか?

チコの特製バッグでもOKだと思うけれど、これなら父親が持ってまわってもいいのではと思ったのが、写真の買い物バッグ。ボストンの川向こう、ケンブリッジにある「Harvest」という名の生協で購入しました。2ドル。小さめで安い割には丈夫らしい。それに、ハーバード大とMITの間にある生協特製のバッグだから、頭が良くなること間違いなし!?(←父親でも今から頭が良くなるのか?)

果たして、父親がマイバッグを持って買い物に行くようになるのか!?

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ロハスの聖地、コロラド州ボルダー

2007-06-02 | "Green"
・・・なのだそうです。ロハスを推進しているソトコト誌によると。冬に日本に帰ったとき、ボルダー特集をしたソトコト誌のバックナンバーをゲットして読みました。わたしが去年の4月に訪れた、コロラド州ボルダー。ソトコト誌がロハスの聖地だと名付けるだけあって、確かに"green"な町でした。そこで今日は、わたしがボルダーで見たロハスな風景をご紹介。


(ボルダーに到着してまず向かったのが、ファーマーズ・マーケット。パン好きなうちの親がみたら発狂しそうなパン屋さん)


(ボルダーのファーマーズ・マーケットは「ごみゼロ地帯」。ここで販売する商品は食べ物、ボトル、缶、食べ物の包みを含めて全て堆肥化&リサイクル可能だそう。「ごみ削減」ではなく「ごみゼロ」だと言い切ってしまうところが「ロハスの聖地」!?)


(向かって左側が堆肥化、右側がリサイクルの箱)


(これは、去年オレゴン・カントリー・フェスティバルで撮影したリサイクル&堆肥ステーション。かなり細かく分別していました。ちなみに、わたしがオーダーしたアイス・ティーのカップはプラスティックではなくて堆肥可能な物質でできていました)


(ファーマーズ・マーケットの近くにはボルダー峡谷が。散歩&サイクリング路になっています)


(コロラド大学周辺の散歩&サイクリング路。ボルダーは全米屈指の自転車フレンドリーな町)


(ダウンタウンで見かけた、動物実験反対を表明する化粧品店。「still」は意志の強調?)

6時間くらいしか滞在しなかったボルダーだけれど、ソトコト誌が「ロハスの聖地」だと呼ぶのはよく分かりました。

ちなみに記事トップの写真は、フリーウェイの道端から遠くに見えるボルダーをパチリ。デンバー発のバスがエンジントラブルに見舞われて途中で降ろされ、15分後くらいかな~、代わりのバスが来たのは。「ただでさえボルダーに数時間かしか居れないのに、何で!?ざけんなよ!」と思ったけれど、バスを降りたら排気ガスに混じって(?)懐かしいコロラドの山の空気の匂いが・・・。

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都会生活は”Green”?

2007-05-15 | "Green"
最近考えているのが、オレゴンでの予定が終了した後の身の振り方。その候補の一つが、東京、それも都心への移住。そしたら、アパートで一人暮らしの可能性大。東京で一人暮らしを何年かしたことがあるけれど、今から考えると無駄だらけの生活をしてました。「東京で一人暮らしなんて、オラ、もう二度としないゾ」と思っていたけれど、以下のことを実行するなら(できるなら?)、東京での一人暮らしは悪くないかなと思いました。

●バルコニーで生ごみを堆肥にして家庭菜園に利用
●半身浴して風呂の湯は少なめに。残り湯は洗濯&家庭菜園にリサイクル
●近くに銭湯があるとモア・ベター
●テレビなし
●エアコンに頼らない工夫を(←真夏は絶対無理?窓を開けて寝れそうにないし)

東京都心なら車なしで歩いて回れるのも。車がないと不便な町に住むよりは、東京都心で生活するほうが"green"+ヘルシー=ロハス?

と言って思い出したのが、先日触れた米タイム誌の「地球温暖化防止に貢献する51の方法」。その15番目が、「Move to a high-rise(高層アパートに引っ越そう)」でした。田舎よりも人口密度が高い都会(タイム誌ではマンハッタンを例に出していた)で生活する方が”green”である、つまり環境に優しいのだとか。ニューヨーク(マンハッタン)では車なしで日常生活が送れるうえ、住居面積が比較的小さい分、ガスや電気などの消費量が少なくて済むからだそうです。

う~ん、でもマンハッタンのような都会では「ヒートアイランド現象」が起きて、その分エアコン使用量が増えてないのでしょうか?それに「フード・マイレージ」は?以前言ったように、マンハッタンで「地元産の食材」といってもかなり離れてるんではないでしょうか?

こららの疑問は置いとくとして・・・。

本当に東京都心で一人暮らしをするのかは分からないけれど、暮らし方を工夫すれば毎日車に頼る生活をするよりは"green"な生活を送れるような気がします。と言ってられるのも一人暮らしだからだろうなあ。子供を東京都心で育てたいとは思わないモンね。

(写真は、わたしが以前ミシガン州アヌアーバーで一年半暮らしたアパート。二階の一番奥の部屋でした。今から考えると恐ろしいくらい無駄な生活をしていましたね。寒い日に暖房をガンガンに効かして薄着でいたり・・・。生ごみを堆肥にするなんて考えもしなかった!)

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春は雨降り。

2007-05-05 | "Green"
ここ2、3日天気が目まぐるしく変わり、いかにも「オレゴンの春」という感じでした。で、「春に」といえば、そう、雨に濡れた新緑です!この記事の写真は全て、下宿先近くにある川沿いの公園で昨日撮影しました。春になって多様な色を楽しめるようになった、と先日書いたけれど、やはりわたしは雨降り、または雨上がりの新緑に一票です。



去年は、

雨とかけて新緑ととく そのこころは?
湯上がりの松嶋菜々子のように美しい


だったけれど、今年は進歩して(?)古文にチャレンジ!

春は雨降り。雨がざあざあと降り、木々濡れたるさま、いとをかし。

と、お馴染みの『枕草子』を参考に(と言うより盗作?)一行だけで、あしからず。前回実家に帰省したとき『枕草子』を何度か音読してみて、「リズムがいい~」と思いました。何言ってるのか分からない部分があるとはいえ、リズムや息遣いは分かりましたね。文法がどうだというのを抜きにして、当時の日本人の生活ぶり(貴族などのエリート層限定とはいえ)を学習して、現代とのギャップを比較するとおもしろそうですね。



しっかし、今年も雨降り&雨上がりの新緑を堪能できる時が来ましたね~。季節というのは「輪」であってめぐりめぐっているものだ、ということを実感します。地球も「輪」だしエコロジーも「輪」。論文も「輪」。それに、輪ゴムも「輪」。(←だから「輪」ゴムって言うんだよ!)この「輪」でいくと、「ブルーベリーの実がなる時」がもうすぐ!

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料理にもお天道様を利用♪

2007-04-20 | "Green"
「わたくし、地球温暖化防止に協力しておりますの、オホホ」と言いつつ、食材に火を通すことで地球温暖化の片棒を担いでいる「偽善者」のわたし。それでもその「偽善度」を下げるべく、日々邁進しております。ローフード・ダイエットまでには至っておりませんが。

アースデーを今週末に控え、地元の新聞が「台所で実行できる地球温暖化防止法」のリストを掲載していました。「こんなの今さら常識だよね~」と思いながらそのリストを順に追っていくなかで、わたしの注意を引いたのが以下の項目。

料理で熱湯を使うつもりなら、前もって水を鍋にためて室温で温めておく。直射日光に当てておくとより温まる

う~ん、これは思いつきませんでした。特に真夏の日本でそうめんなどを茹でる場合、前もって水をためた鍋を直射日光に当てておくと、燃料をかなり節約できそうですね。何てったって、できる範囲で地球温暖化防止に協力するのは市民の当然の義務

な~んて正論をぶつと、「楽しい♪」が幅を利かす現代消費社会では一般受けしないのでした~。という訳で撮り直し!(←ビデオ撮影か?)

鍋に入れた水を前もって室温や日光で温めておくと、湯が沸くのが早いし燃料費も節約。しかも、地球温暖化防止にも貢献というトリプル効果!ああ、ちょっとした工夫をするだけで地球温暖化防止に貢献できるなんて、なんて楽しいの! Being green is a lot of fun for me

他人の"green"活動にケチをつける暇があったら、自分に何ができるのかを考えて実行したいものです。「偽善者」のわたしが言うのもなんだけど。

(写真は、行きつけのコーヒーハウスから外を撮影。今日の天気は晴れ。こんな日だったら水がよく温まるでしょうね。これからは洗濯物を乾かすだけではなく、料理に使用する水を温めるためにもお天道様を利用♪うっ、でもわたしは基本的に昼間は家にいない・・・)

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憧れのバーモント♪

2006-10-02 | "Green"
たった今、ボストンに戻って来ました。今日は、憧れだったバーモント州の紅葉を満喫しました~!

2、3年前から、訪れたいとずっと思っていたバーモント州。確かではないのですが、バーモント州全体がナショナル・トラスト(自然景観や歴史的環境の保全)に指定されている、と新聞に書いてあったと思います。「州全体がナショナル・トラストなんてすごいな~。きれいなんだろうなあ~」と期待していたら・・・。期待に違わずゴージャスでした!



そんなバーモント州の中でも、景観がいいことで名高いルート100。アメリカで、景色がいいルート10傑の一つに数えられています。道沿いにビルボードがなく、いかにも「バーモント州の田舎道」という風情がたまりませんでした(真上の写真)。バーモント州を南北に走るこの道を走破する時間はなかったけれど、2時間ほど走りました。そこで出会った屋根つき橋に滝に・・・。以下の写真をご覧あれ。


(ひなびた感じがたまらなかった屋根つき橋)


(その屋根つき橋の中から)


(そんなに大きくはないけれど、滝もありました)

明日は、朝早くバスでボストンを出発してニューヨークに向かいます。ニューヨークには昼頃に到着し、夕方には空港で日本から遊びに来る親と落ち合う予定です。

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「フェロモン全開の松嶋菜々子」のように美しい?

2006-10-01 | "Green"
昨日は夕方4時までハーバード大の図書館にいた後、レンタカーしてニューハンプシャー州ポーツマスで行われたミッチ・アルボムさんの講演会&ラジオ公開録画へ。(ポーツマスは1905年のポーツマス条約が締結された場所ですね。)今朝はメイン州にあるトムズ・オブ・メインのアウトレットで買い物をしてから、ニューハンプシャー州に入ってホワイト・マウンテンズ(White Mountains)へ。スキー&紅葉(fall foliage)で名高い場所です。紅葉の時期はこれからピークを迎えるようで、「フェロモン全開の松嶋菜々子」のように美しかったです。この記事写真3枚は、全部ホワイト・マウンテンズで撮影したものです。

夜にバーモント州バーリントンに到着して、今晩はその郊外にあるモーテルに宿泊します(バーリントンのユース・ホステルは、9月13日をもって閉鎖されたとのこと)。明日は、カレッジ・タウンであるバーモント州ミドルベリーを訪ねたあと、景色がいいらしいルート100を通って、夕方までにはボストンに戻る予定です。


(これは川沿いで)


(こちらは池で。「Lily Pond(ユリの池)」という名前の池でした)

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アメリカでこそハンドタオルを!

2006-08-26 | "Green"
日本で注目を浴びている、ハンドタオル。「エコポリタン」を自認するわたし(?)は、もちろん愛用しています。外出先でトイレを使用した後や食事時、それに夏の間は汗拭きにも。アメリカではどこにでも、紙ナプキンやタオルがアホのようにどっさりあるけれど、アメリカ人が代わりにハンドタオルを使用すれば森林への影響がかなり違ってくるはず!

日米親善試合のためにもうすぐ来米(←って言葉はないか?)するらしい斎藤投手。アメリカでもぜひハンドタオルを使用して、アメリカ人にその存在をアピールしてほしいもの。試合自体はニュース・バリューがあまりないかもしれないけれど、「ハンドタオルで汗を拭く投手」というのはアメリカ人報道記者の注目を集めるはず!?斎藤投手のおかげで、アメリカ人も紙ナプキンやタオルの代わりにハンドタオルを使用し始めたら・・・。同じ日本人として誇らしい!(←「自分は日本人としてのアイデンティティーが薄い」と言っていたのはどこの誰!?)

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「色気付き出した松嶋菜々子」のように美しい?

2006-08-23 | "Green"
この町ではもう紅葉が始まりました。先程、葉が赤くなり始めた木を2本見たのです。夏でも最低気温が10℃前後まで下がるし、正午現在の気温は12℃。これだけ気温が下がると、葉の色が変わり始めても不思議ではありませんね。(ちなみに、上の画像はわたしの写真ではありません。わたしが見た木は、ここまではまだ赤くなっていません。)

もちろん、葉の色が変わり始めた木はほんの一部。そんな木に気付いたわたしは、観察力が中々鋭い?「わたくし、ナチュラリストですの、オホホ!」って感じかな?とは言ったものの、こんな木を見て「『色気付き出した松嶋菜々子』のように美しい」としか表現できないわたしは、ナチュラリスト失格か?でも、わたしの目標は古典文学に精通すること。その下地を作るべく、またもや短歌にレッツ・チャレンジ!

ふと見上げ 赤くなりつつ 木の葉っぱ
菜々子のように 色気付くかな

う~ん・・・、わたしの教養レベルが分かりますね・・・。(←このことを「お里が知れる」って言うのでしょうか?)でも、そのうち古典文学や短歌に精通して、もっと知的レベルの高い歌を詠めるようにしようと思っているのでお楽しみに!(←いつになんの?)

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「死んだらミミズの餌になりたい」――アメリカで広がる「エコな死&埋葬」

2006-08-04 | "Green"
オレゴン州の新聞『The Oregonian』で先日わたしの注意を引いたのが、「simply dead」と題された記事。ベビー・ブーマー(1946年~1964年生まれ)の先陣が今年60才を迎え、年間の死者数が今後増えていくと予想されるアメリカ(そして日本)。ベビー・ブーマーの中には、死や埋葬に対して伝統に囚われず、自分の価値観を反映させようとしている方がいらっしゃるようです。

現在のアメリカにおける「普通の死と埋葬」とは?大部分の人が死を迎えるのは、自宅ではなく病院。埋葬する前には化学薬品を使用して死体に防腐処置を施し、不必要に飾り立てたひつぎに入れています(火葬しません)。ちなみに、棺などを含んだ埋葬費は大体6千ドルとか。死と埋葬において金がかかるだけではなく、化学薬品を使用するなどエコでもないのです。ちなみに、火葬だと大体千ドル。経済的理由を背景に(?)オレゴン州とワシントン州では、10年ほど前から半分以上の死体が火葬されているそうです。しかし、化石燃料(fossil fuel)を使用して火を発生させ、ダイオキシンを大気にばら撒く火葬はエコではない!

いわゆるロハスを実践する方たちは、死と埋葬に対して異なったアプローチを取っています。死の場所として病院ではなく自宅を選び、葬式も葬儀屋に頼むのではなく、「"do-it-yourself" funerals(家族や友人が仕切る葬式)」を。自宅において自然分娩で赤ちゃんを産むのを理想とするのなら、死も自宅で向かえ、葬式も家族自らで執り行い、自然埋葬(natural burial)するが当然理想。化学薬品や化石燃料を使用したり、ダイオキシンを発生させたりする必要はないのです。

墓場は、「普通の」アメリカの墓場は「lawn cemetery」、つまり、除草剤を撒いて「きれい」にした芝生に囲まれた墓場ですが、エコな方たちは草むらにある「green cemetery」を選んでいるようです。(「green(緑の)」とは「エコな」とか「環境に優しい」という意味の形容詞)。「lawn cemetery」では年がら年中春の雰囲気ですが、「green cemetery」は季節の移り変わりが感じられる場所。人工的にハッピーな春の雰囲気を保つよりは、暑い夏や寒い冬があるのが当然「自然」ですね。

死は「持続可能な生活」の延長だと考え、「greenな死と埋葬」を選ぶ人たち――。わたしの行きつけの自然食品店の元所有者の方が言うには、「I want to be worm food(死んだらミミズの餌になりたい。)…わたしはsustainable life(持続可能な生活)を目指してますから。この世を去る時だって去った後だって同じです。」

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「日焼けして、皮がむけてる松嶋菜々子」のように美しい?

2006-08-01 | "Green"
川沿いのサイクリングロードをさっき走っていて気付いたのが、枯れ葉が舞っていたこと。今日は7月最終日。ということは、夏真っ盛りの「ブルーベリーの実がなる時」がもうすぐ終わり。ということは、夏のピークが過ぎて秋に向かっている、ということですね~。

雨季だった4月と5月には新緑が美しい「湯上りの松嶋菜々子」を、乾季の6月と7月は「乾燥肌気味の松嶋菜々子」を堪能(?)したと思ったら、8月から10月にかけては「日焼けして、皮がむけてる松嶋菜々子」?

陰暦の立春は8月7日でしたっけ?オレゴンは、夏のピークが過ぎて秋の準備を始めたようです。

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あなたの自然観は?

2006-07-16 | "Green"
ニュース週刊誌『タイム』先週号で特集されたアメリカ第26代大統領(1901年~1909年)、セオドア・ルーズベルト(Theodore Roosevelt)。この名前に聞き覚えがありますか?知るかー!っと言う方でも、日露戦争を終結した1905年のポーツマス条約において、日露間の仲介役を果たしたのがルーズベルトだったと聞けば、「そういえばそんな人いたかも」と思い出すのでは?この仲介が評価されて翌年、ルーズベルトはノーベル平和賞を受賞しています。

ルーズベルトはまた、ナチュラリスト&環境保護者としても知られています。『タイム』誌によると、大統領在職中に150ヵ所を国有林に、51ヵ所を野生動物保護地区に、それに5ヵ所を国立公園に指定したそうです。

そんなルーズベルトの自然観とは?一口に自然観といっても、いろいろな自然観がありますね。「自然とは人間がコントロールするもの」という考えや、人間も自然の一部だと見なし、自然と共存しようという考え。それに1960年か70年代に出てきたディープ・エコロジー(deep ecology)という概念は、自然を人間との関係において考えるのではなくて自然それ自体に価値を置くなど、様々な自然観があります。

ルーズベルトの自然観とは、人間(男らしさ)形成&セラピー効果としての場所だったように思われます。19世紀中旬、ニューヨーク市に生まれたルーズベルト。幼少時代は喘息持ちの虚弱体質だったそうです。それを克服するべく少年時代以降に精を出したのが、ボクシング、レスリング、ウエイト・リフティング、それにボートレースなどのスポーツとアウトドア活動。狩をしたり悪天候にもめげずに山登りをしたりするなどして、肉体的&精神的タフさを身に付けていったとか。また、大統領就任以降にも休暇にはノース・ダコタ州に所有していた牧場に行き、エネルギーを充電していたそうです。つまりルーズベルトにとって自然とは、自分の肉体的&精神的健康を維持する場所だったようです。


(いつどこで撮った写真か知りませんが、キャンプ中のルーズベルト。堂々とした立ち姿がさすが!喘息には生涯悩まされたそうですが、その事実を国民が知るのを嫌い、ヘルシーで堂々とした印象をいつも植え付けようとしていたようです)


(ノース・ダコタ州にセオドア・ルーズベルト国立公園があるって初めて知りました。ここに牧場を所有していたのでしょう。写っている方はこの記事とは関係ありません)

ちなみにわたしはといえば、雨に濡れた新緑を「湯上りの松嶋菜々子」の美しさに例えて歌に詠んでみたような、日本人的な自然観を持っています。(←これを「日本人的な自然観」と言っていいんかい!?)このような自然観をディープ・エコロジーだと呼べるのかどうかは知りませんが、ルーズベルトがこのような審美的な自然観を持っていたのかどうかは疑問ですね。雨に濡れた新緑自体には、自然に対して実用本位な見方をしていたルーズベルトは価値を見出さなかったのではないでしょうか。それよりは、「男たるもの、森で雨が降ってきてもひるむな!雨の中でもひるまず狩をしてこそ、男らしさが培われるのだ、ウォー!」という感じでしょうか?

というわけで、あなたの自然観は?地球温暖化がクローズアップされるようになって以来、多くの方の自然観は変わったのでしょうか?わたし自身はルーズベルトのように、「人間の健康維持のために自然は必要」だとは思います。が、自分の利益に関係なく、自然を慈しむ気持ちも持っていたいですね。自然の美を目の当たりにすると癒しを感じるように、結局は人間への得があるのは事実ですけど。自然自体の美や価値も認め、かつ自然がもたらす人間への利益も有難く頂戴するって・・・、これもロハス的発想!?(←あんた、ロハスが何だか分かってんの?)

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