偶然

「大きな宇宙時間の中で、僕らが生きているのは、ほんのわずかです。
　でも、そのわずかな時間を共有できた、その偶然に、神様に感謝します」
これは、1989年のチューリップ解散ライブでの、財津和夫の言葉です。
神様がいるなら「偶然」なんて本当はないのですが、そんなことは
どうでもいいくらい、いい言葉だなぁと思います。

嬉しい「偶然」って、時々ありますよね。上の写真は、去年の夏に
山口に行った時に撮ったものですが、その前日泊まったホテルで
テレビを見ていたら、ＢＳで『ひまわり』という古いイタリア映画を
やってまして、小学生の頃に母と2人でテレビで見たのを思い出しながら、
「懐かしいな」「ソフィア・ローレンってこんな顔だったっけ？」
などと呟きつつ、見入っておりました。
その翌日に徳地から阿東へR489を走っていたら、山の中でこのひまわり畑に
出会って、すごく感動して、買ったばかりのデジカメで写した次第です。
まあその程度ならよくある話ですが、続きがありまして、何度か書きました
映画『いま、会いにゆきます』のラストシーンが、これまたひまわり畑なのです。
『ひまわり』ほどの迫力はありませんが、とてもきれいで、またまた感動。
（もちろん話もよかった。過去の記事をご参照ください。）
この写真は、当分「宝物」の一枚になりそうです。
今年の夏もまた、見に行こうかな？