Naked Heart

その時々の関心事をざっくばらんに語ります

さざれ石

2006年04月03日 11時42分31秒 | 日記、雑感
種子島の西之表市役所に、珍しいものがありました。
「さざれ石」というのだそうです。



学生の頃に読んだある本には、「君が代」の歌詞に関して、
「細石が巨岩となって苔がむすという、自然の摂理に反した
反実仮想の歌であり、馬鹿げている」と書かれていましたが、
実在するんですね。驚きました。



説明文は、以下の通りです。

「さざれ石

さざれ石の学名は、石灰質角礫岩
である。石灰岩が長い年月の間に
雨水等で溶解し、その粘着力の強
い石灰質の駅が周りの小石を固め
て、自然に巨岩となったもので、
一般的に成長する石といわれ、国家
「君が代」にも歌われている、めで
たい石である。国内では、岐阜県を
はじめ数か所で産出されるが、
岐阜県春日村産のさざれ石は
岐阜県の天然記念物に指定され
ている。
このさざれ石は、重量約二.九屯で、
中西教一(本市出身)より寄贈さ
れたものである。

平成十二年三月
 西之表市長 落合浩英」

こういう出会いもあるから、旅は楽しいです。


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2 コメント

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Unknown (Take)
2006-04-06 11:09:32
大変ご無沙汰をしてしまい恐縮です。

素敵なご旅行だったんですね。



思想の部分を取り除くと、僕は君が代の詠って好きなんです。

科学が発達していない頃、人は本当に想像力があったな、って。それは星座もそうですが、無機質の大きな岩も、小さな石が長い年月をかけて育っていく、コケも生すような長い長い歴史・・・って想像力、ロマンチックだと思います。

でも、現実のこの石をみると寄せ集まったものをコンクリか何かで貼り付けているようで風情がなく見えます(笑)
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Unknown (みな)
2006-04-06 12:01:35
私もTakeさんのブログではご無沙汰してます。家にいる時は毎日チェックしてるのですが。



ロケーションは素敵ですが、メインは仕事ですので・・・。まあでも、開庁時間以外は基本的にフリーですから、上手くすれば観光も兼ねられる、おいしい仕事ですけど。



確かに、今のような科学知識が無い古代の人たちが、どうして「さざれ石」を知っていたかとか、不思議ですよね。昔は『ムー』の「古代超文明」説みたいな疑似科学も半分信じてましたが、「想像力」のほうが素敵ですね。ある意味「宗教」も「想像力」の産物でしょうね。それ抜きには理解できないのかも。



それから、後日改めて取り上げようと思ってますが、「君が代」の歌は、主君の治世の繁栄を願うものでも恋の歌でもなく、長寿を願うものらしいです。
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