めずらしく一日ゆっくり。
こういう日があってもよいと思う。
午前中 懸念の乳腺外科へ。
乳癌の本も執筆されている先生。
優しい笑顔のかなりベテランの先生で、安心して診察を受けることができた。
嚢胞症という結果。
女性2人に一人はあるらしい。
母が乳癌だったこともあり、自己チェックを日頃行い、違和感があったらすぐ来るように指示がでた。
穏やかな笑顔。
安心できる 自信のある ゆったりとした声。
素敵なお医者様だ。
すごく安心。
午後から学校へ、子供たちの個人面談。
次男はあいかわらず、典型的な次男道をつきすすんでいるらしい。
作業が雑なことの注意をうけた。
字もね。
お気楽父が日頃心配しているとおり。
すでに 両親把握しております。
その件。 (泣
長男は・・・最近ちょっと学校がつまらないと言っているのが気にはなっていたのだが・・・
やっぱり・・・という感じ。
担任から 何をするにしても やる気が感じられない・・という注意を受ける。
わかっているのに絶対に手をあげることはない。
指してみると 答えられる。
一体どういうことなんですか?と言われても・・・(汗
人はいろいろなのである。
わからないのにでしゃばって手をあげる子もいれば、誰かが答えるであろうと静観する子もいる。
どうやら、お手伝いカードなるものも書いていないらしい。
一日一つお手伝いをしたことを書くらしいのだが・・(その存在を私は恥ずかしながら知らなかった。)
一つどころか、長男は 家のことは ほとんどやってくれる。
書いて褒められるためにではなく、 それが 小さいころからの自然な形だから。
あれをしました、これをしました、と書くことは彼の本意ではないことが一発で理解できた。
が、担任は不満のようである。
確かに、最近、授業がつまらないし、体育もあれじゃあ遊びだってぼやいているのは事実。
担任の先生が苦手・・とも言っていた。
それは本人の感じるところであるので 無理やり好きになれとも言えない。
気持ちは強要できない。
実際、私もちょっと苦手。
去年に引き続き 若い女の先生。
5月のはじめの個人面談の時に、長男を 不思議でとらえどころがない子と評した23歳。
私にはあなたが不思議です。
声に出すことは絶対にしませんが。
どうすればやる気をだして学ぶようになるかなど彼の性格をしっかり把握している小1からお世話になっている塾の先生や、熱血指導で彼の心にストレートに入ってくるテニスや水泳のコーチとくらべてはいけないのだろうけど・・・
何だか お出汁をとるのを忘れたお味噌汁?
山椒がかかっていない鰻っていう感じである。
これは 私の感じた一方的な印象であるが・・・
まあ、23歳という社会にでて2年目の若者。
仕方ないね。
普通の会社でも2年目の新人は、こういうもんだろう。
長男はかなり人を見る。
静かに。
真っ直ぐにアプローチしてくる大人には真っ直ぐに自分の気持ちをぶつけていく。
妙に様子を探られると 身構えるのである。
そして そういう大人には一線を引くところがある。
反抗はしないのだが、 一線を引く。
彼の長所でもあり 短所でもある。
2年目には対処は難しいだろう。
さぐっている間は。
自分のクラスの子を 不思議だといぶかしがっている間はね。
絶対にこの子はわからないだろう。
テニスのコーチは担任と同じ歳なのに、真っ直ぐだ。
長男の心に さぐりを入れず 真っ直ぐに入ってくる。
叱る。
激をとばす。
褒める。
冗談をいう。
笑う。
シンプルでストレート。
すべて全力。
心地よい。
今日は お気楽父 宴会のため
3人で外食。
たまにはいいかな?
スパゲティがくるまで 読書中。
お手伝いを宿題のためにではなく家族のために、家族の一員として、普通にこなす長男。
こういうサイエンス的な本が大好きな長男。
ペーパークラフトで ジャガー好きのお気楽父のために 早く寝ろと叱られながら没頭して工作をつくる長男。
次男の冗談をお腹のそこから笑える長男。
実は次男が大好きで、キャンディが大好きな優しい長男のこういう姿。
知る人は知っている長男。
それでよいのだ。
媚は売らずともよい。
権力にへつらって、点数稼ぎなどしなくてもよい。
わかる人はわかっているのだ。
父も母も君が誇らしい。