四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

寒暖差アレルギー!

2018年06月13日 20時50分06秒 | 中医・漢方


★中医
こんばんは!!
ここ数日、少しプライバシーが落ち着きを失っておりました。そのせいか何となくブログ記事も書きにくいというのが本音です。今週は講座も一切入れておらず気にしなくて良いのは有難いのですが、正直言って少々参っております(苦笑)。また詳細は後日、書くことといたします。

 本日は簡単に・・・
今日、友人たちとお茶をしていたとき、友人の1人のご主人が寒暖差アレルギーだとおっしゃっていました。医者へいってアレルゲンの検査をしても何も引っかからず、アレルゲンはないですよ!!と言われるそうです。でも鼻水、くしゃみ、発熱など風邪の症状に襲われるそうで、風邪薬は当然効きません。

 このようにアレルゲンはないのに花粉症と同じような症状に見舞われることがあるそうですね。多くは寒暖差アレルギーなのだそうです。外気温と室内温との差が激しいときにその温度差に身体がついていけず反応してしまうようです。

 普通、暖かいところでは血管は拡張し、寒いところでは収縮するものです。ところが温度差が7度以上あるところへ移動すると血管の拡張、収縮の作用についていけず、身体が誤作動を起こしてしまう状態を言うそうです。鼻水やくしゃみは典型です。これはいわゆる自立神経の乱れみたいなものでしょうか!!

自立神経というのは主に中医では気・血・水の気の流れの滞りみたいなものです。もっと元にさかのぼれば、血管の拡張、収縮ですから血、水の流れにも原因があることになります。特に鼻水は水毒にあたります。また温度差は身体を冷やすと特に気滞が生じますから上記のようなアレルギー状態を発生しやすいかと思います。

 友人のご主人は風邪もひきやすい体質らしく、旅行に行っても必ず、帰ったらご主人だけが風邪を引いてお医者様に行きます。友人が言うには免疫が低いに違いないから自覚して食事療法はさせているんです!!とのことです。

 確かに正しいなと思います。他にも体温調節が上手くできるようにするには適度な運動をして基礎代謝を上げて体温を保てる身体にしないとね!と言いますと、お二人でウォーキングはされているそうですし・・・素材にも気を配ってお料理される方ですし・・・これから冷房対策も必須だそうです。

 今日はいろいろと健康保持のお話を友人たちから聞きましたが、皆さま、熱心ですね。リタイア組ばかりなのでそんな話ばかりで時間が過ぎておりました。



本日命(壬日干午月火旺の生まれ)

2018年06月09日 21時45分15秒 | 命理

★ダンスパーティ!!これも一昨年に挿し木したものでやっと咲きました。


★命理

本日は壬申日です。

戊戌
戊午
壬申
庚子

 時干支に最も良いと思われる時干支を選んでみました。壬日干は午月火旺の生まれは囚令で壬は弱く、年月に2戊が天透し旺令の午火の生土あって最強の官殺です。2戊ですから官殺混雑であり団結してさらに強力となり日干を剋身します。日干壬は時支の根に通根して強く庚金の生水もあり本日は最強の時干支です。
 日干壬は最強の組み合わせとは言え、本日命は日干強とは言い難く戊の剋身が激しい分、数値からも弱めの判定が出てしまうでしょう。日干壬が傷むだけに戊も傷むのですが戊の方が質的には強さがあるのです。

 ここで少しだけ、視点を「壬VS戊」としてみましょう。壬には申と庚子の助っ人、戊には午と戊戌の助っ人を抱えてぶつかることを想像してみます。さて壬申と戊午はどちらが強いでしょうか?双方にいる助っ人は大きな差異はないのです。単純には8マスのうち4マスがそれぞれ火土と金水の対峙です力量の量は同じでも質が違うということなのです。こうやってみると戊が明らかに強いです。よって日干は弱めの判定となるのです。

 また戊は天干に2戊ですので地支にあるより天干にある陽干は強いものですから大運干支が巡っても八字全体で2戊と生剋生化します。この点を見ても戊午が強いのです。
 
 さて、扶抑から日干の強弱は出ますが本日命は絶対的な強さはありますのでなかなかの好命と言えます。また本日命は人格ともに素晴らしい傾向です。全陽というのは特徴的です。壬の水智あって庚金の決断力と剛の気は壬水に引通して良化し社会に有用な知恵を働かせます。そして世のために働くという官殺の意も強い人柄です。良い育ちをすればさらに社会のために期待できる人材でしょうか!!男命であることが望ましいですが・・・惜しいのは木性が欠落しておりやや情感が乏しいのが難点でしょうか!!対社会という視点では良い人材かもしれませんが家庭人としては少し陰干支があったほうが良いかもしれません。
 本日命、とても特徴的でした。


本日命(己日干午月火旺生まれ)

2018年06月06日 20時25分28秒 | 命理
★命理
 本日は芒種節入りです。

戊戌(戊)
戊午(丙丁)
己巳(丙)
甲戌(戊)

 本日は己巳日干支です。己土日干で午月火旺は丙分野の生まれとなります。日干己土は陰干は時支の戌中戊に通根し、年月の2戊と団結します。さらに旺令の月日支の巳午に生土されます。戊は燥土ですがさらに燥の気が増し、日干己土も湿感は薄れて燥土化しますが戊土とは違いますので全くの燥土ではないとしてもかなりの火燥の気が漂います。唯一、地支の2戌土はもともと湿の気がありますので旺火を納めます。しかし納火してもわずかに旺火が納まったという程度で2戌を燥土化したのみかもしれません。悪いことではないですが・・・それでも戌中辛金は埋金に近く火金の剋も受け日干が洩らす余地はありません。
 
 よって日干己土は強と判断します。それならば時干の甲官殺の剋を受けて良いのですが、甲は日支巳火の火源でもあり、また化殺も見逃せませんからどちらかというとこの甲官殺は日干を剋しきれない程度の官殺と判定します。戊己土日干で午月火旺は下手をすると万物不生の火燥土となりかねないものですから日干強弱により官殺の剋を受けるという扶抑的観点からは一見よさそうに見えるものです。ですが八字は無水です。視点を木に当てますと、火旺は木渇の生気のない状態を想像しますので甲官殺にはどうしても根か水源ある癸水の慈木は急を要します。そうなって初めて喜は生じるかと思うのです。
 本日命、できましたら日支が巳でなく亥か丑であったなら、ずいぶんと様子が違っていたかと推します。甲はわずかでも慈木あって八字の燥湿も少しはバランスが良かったかと・・・
日支配偶支、官殺の喜忌と事象を伺うにつけても大事な支ではないでしょうか!!



 近所のスーパー「新鮮市場きむら」で剣先いかのお刺身用がザル盛りで安かったので・・・
〇いかのお刺身 ・・げそは煮つけにと思って翌日に!!糸づくりのつもりがちょっと太かった!
〇イワシのフライ・・・これは安い素材でお財布に優しい!
〇べーじゃが ・・・ベーコンの角切りと新じゃがの小さいのを丸ごと。ニンニクを入れて炒めて甘辛く圧力鍋でシュッと煮つけ!!
〇ヒジキの煮物
〇キャベツの甘酢・・・キャベツも最近、安い!!

脾胃のバランス!!

2018年06月02日 21時00分46秒 | 中医・漢方
★中医
 今年になってから漢方の薬剤師をされている先生のお話を聞く機会があります。季節が変わるごとに体調も変化しますし、季節に合わせた養生というのがとても大切になってきます。そんな中で気をつけるべきことをお話くださるのです。
 本日はそんな中で眼を惹いたのが「胃強脾弱」です。特にこれから梅雨時を過ごさねばなりませんし、梅雨が明けたら猛暑も待っています。養生はまず食生活から!というのも一つの大事な視点ですのでちょっと取り上げてみたいと思います。

 脾胃というのは五行の木火土金水の土にあたります。他もあげておきますと・・・
五臓六腑の五臓は木の肝臓、火の心臓、土の脾蔵、金の肺臓、水の腎臓です。そして六腑は木の胆嚢、火の小腸、土の胃、金の大腸、水の膀胱 です。いずれも蔵と腑は関連して表裏の関係となります。五臓は身体に必要な栄養素を作り出したり、蓄えたりできますが消化吸収や飲食物を通したりはできません。一方、六腑というのは飲食物を消化吸収し、必要なものは体内を巡らせ、不要なものは体外に排泄する器官です。作ったり、蓄えたりはしないのです。五臓と六腑は密接にかかわっているので表裏の関係なのです。
 脾と胃はいずれも土なのですが、上記のような表裏の関係であって別の作用をします。
脾は身体の生命にかかわるほど重要な臓器であるのです。脾の一つに脾臓があると考えるのが適切でしょう。食べ物は胃に送られてきたら消化されます。さらに十二指腸で消化が進み、小腸に至って体に必要なものとそうでないものに選別されて吸収されるものは脾臓に、不要なものは大腸に送られます。
 ここで重要なことは小腸から脾臓に栄養物質が送られることです。栄養物は脾臓で気・血・津液(水)に作り替えられて心臓、肺臓、肝臓へと送られることになります。中医でいう気・血・津液のバランスこそ中医の真髄ですから最も重要な箇所なのです。

 さて、本論です。胃強脾弱というのは胃には食べ物をどんどん送って食欲があるのに脾の作用が十分でない状態を言うのです。脾の作用が不十分であること、どんなことなのかといいますと上記の脾臓の作用を読み直して下さると良いのですが・・・小腸から送られてきた栄養物を体に必要な気・血・津液に変えられず、体に運び流していかなければならないのに積み残されていく状態を言うのです。脾は水を含むこともあるでしょうし、肥大することもあるではないかと推します。
 だから食欲旺盛でよく食べるのに疲れやすかったり、体力がなく、感染症にもかかりやすい状態となります。汗をかいてもかき過ぎたり、体温調節もできにくいでしょう。これからの季節、とくに冷房を入れて外気温との寒暖差も大きくなり、バランスが取りにくい季節ともなります。暑いからといって冷房の効いた部屋で冷たいものを摂取するとさらに悪循環を助長することになります。脾の作用が悪いですから、飲食物を多く取って積み残しの栄養物を貯め込む・・・これは生活習慣病を発生することもあるそうですし、自律神経失調となったりしていきますのでアレルギーなど治り様もないそうです。
脾の強化の基本は1、ストレスを貯めない生活をする。 2、冷えを貯めない生活をする
これが基本です。そして上記のことからも腹八分目以下で冷たいもの、甘いもの、脂っこいもの、水分も取り過ぎると脾を傷めることになります。
以上に気をつけて今からの過ごしにくい季節を乗り切っていきたいものです。