四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

💛家庭内で弁証練習!

2023年05月13日 19時48分44秒 | 中医・漢方
 ☆昨年、長女が買ってきたアジサイ。地植えして今年も咲いてます。

 ☆それを挿し木しておいたのですが早くも花が咲いてます♪

☆中医
 こんばんは!!雨模様で肌寒いですね。夏野菜も植えてますがまだビニールの覆いはしたままです。良かったかもと思ってます。

 親の私たち夫婦はとても元気なのですが次女が連休頃から体調不良が続いていて???という状態でした。とうとう眩暈だとか吐き気だとか言い出したのでそれはダメじゃんということでやれ、脳の検査だ、何だと騒いでいたのですが長女が「おかあさん、あれは脳じゃないよ。眩暈と言いながら眩暈とは違うわ!!」というので様子見をしていました。そして結果、胃腸の調子が悪いという家庭内診断(長女と私が)出しました。最初は風邪から医者にはついてたのですが・・・(;^_^A  とりあえず、この週末のお休みで体調は戻りつつあります♪

 で、私はここで弁証のお勉強をしない手はないと思い、彼女の舌を診せてもらいました。そしたら、何と白っぽくて両端に歯形がついているではありませんか!!両サイドがガタガタです(;^_^A これは水分の代謝がかなり悪いとか於血で痰湿が溜まっていることを意味します。白いのは気虚で裏に冷えがあるということです。おしっこは?と聞きましたら、あまり出てないので浮腫んでるよ!!と言うのです。
 私も頭を整理して今の知識で考えられることをしてみました。
まとめると・・・・
〇もともと貧血気味で冷え性。
〇頭痛
〇風邪が長引いていて副鼻腔炎を起こしていたがそれは改善。
〇食欲不振に吐き気
〇浮腫み
〇舌色は白っぽい。歯形がある

とりあえず「脾虚」と診断して検討することにしました。一番の症状は脾の不調から水が溜まっているだろうということで水を抜く(利水)。そして脾虚は血虚、気虚もあるので補気、補血。温中(お腹を温める)を目指すのが良いだろうということです。
そして選んだのは六君子湯です。ポピュラーな胃腸薬だと思います。六君子湯は四君子湯に2つ加えたものです。詳細を書いてみますと・・・
人参・・・補気 生津(身体の水分を補う) 
白朮・・・補気 利水
茯苓・・・利水 安神(メンタルを落ち着かせる)
半夏・・・燥湿化痰(湿を取り除く)降逆止嘔(気を降ろして吐き気を抑える)
陳皮・・・燥湿化痰 理気健脾(気の流れを促し脾を健やかに)
大棗・・・補気 安神 養血
甘草・・・補気 緩急止痛(痛みを抑える)
生姜・・・温中 止嘔
となります。
☆補中益気湯、帰脾湯など迷ったのですが裏寒があるのと於血対策を優先して六君子湯を私は選びました。

 これで命理的にどうなのか、そこが詩子的にはポイントです。しかしながら娘の八字はオープンにはしておりませんので控えますが・・・(すみません(;^_^A)
未土旺生まれの金弱。水の腎気弱。性情的に思考回路は取り越し苦労気味で決断力不足。通変的には印多の母頼み。火官殺は透るので対人関係良いために却って溜め込む。そういったところから脾気の問題発症は頷けるところです。
 しかしながら土を疏土開墾する甲木は不足も現大運で喜の木旺運はやや改善かという判断。いけないのは体質的に貧血の血不足で心の神は傷みます。火は君主の官ですから情動を統括する血不足はいけません。思考はネガティブになるでしょう。母病犯子という中医的な視点から火の病(母)が土(子)に移行していくのかと考えると思考回路の不適切は土の脾虚に繋がるわけです。
 詩子的にはしっかりとお勉強させてもらったなと思います(;^_^A まだ脈をとれないので残念です。脾の脈は診ましたがやはり弦なのか・・・でも私ほど沈ではないなとは思いました。よくわからないのです。これは多くの人を見て経験をしないとダメだそうですね。私のように机上だけではわからないです。
 本日は私事で失礼しました。