四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(戊日干亥月生まれ)

2014年12月03日 20時29分56秒 | 命理

長女宅の猫すけです。

★命理
最近、コメントでの質問を頂くことが多くなりました。日々、訪問してくださるブログ読者の方々にはさらにお勉強になるかとは思っています。そういった気持ちからお答えをしているのですが、ちょっとだけご理解頂きたいのはここはブログですので、詳細なお答えはできかねるということです。もっともっと書き添えたいことはあるのですが、講座ではないので限りがあるということをご理解頂きたいと思います。ケチだと解されませんようお願いいたします(苦笑)。

 本日、戊申日です。

甲午
乙亥
戊申
○○  です。

さて、日主が立てるように時干支を設定してみます。火土を入れるということですが・・・

甲午
乙亥
戊申
丁巳  と、やんわりとした時干支に!!丙辰や戊午は控えてみます。

八字は身弱です。戊日干は亥月水旺の生まれです。日干戊は根はなく印の丁巳に頼るのみです。申巳の合去などありません。巳は死令で弱。申は休令でも亥水に洩らして弱化。支合も軽い剋となります。双方残って固有の干ですから巳は弱化しても作用できます。丁巳の火は用神(やむなくです)ともなる印ですが生戊土には弱く力不足です。日干戊はかなりの弱と看たらいいでしょう。戊は燥土ですが、湿の気を帯びて申金に洩らし、さらに亥水から甲乙木に流通します。八字の流は時干支から綺麗に流れています。本命の良いところです。また亥月水旺は寒冷ですから丙火の調候を求めます。時干支の丁巳と年支の午は調候で八字に生気を与えています。八字は戊土に根が欲しいだけということになります。ホントは丙辰や戊午干支が時干支でしたら、強力な生助が望めますが、女命でしたら、あまり入れたくない干支です(笑)。

 さて、八字の喜忌はおわかりだと思いますが・・・
  喜は火土。忌は金水木。調候は丙と取ります。
八字からは日支配偶支は忌の申金。財官は忌となりますので大運での救いがなければ、せっかく丁巳と女性らしくしてみたのですが、運気は丙辰や戊午時干支には劣りますから、配偶縁は忌の傾向となります。男命であっても財官の忌は妻は忌、仕事運も忌となり転職の憂き目に合いそうな官殺混雑です。
 また六神ですが、母の印は力不足ですが、良い母です。ある意味、母頼りですから母の過保護もあるかもしれません。本当は強い官殺を化殺する形がいいのですが、配合上無理です。財は忌ですから父は不適切で「らしくない父」かもしれませんし、父が原因での心理的圧迫もあるかもしれないという八字です。あるいは家庭の経済状況が悪くての環境的圧迫ということもあります。いろいろと想像をめぐらすことができます。

 上記の内容は八字から見ての話ですが、大運によってはすべて覆されることになりますね。
順行運:丙子 丁丑 戊寅 己卯 庚辰 辛巳 壬午・・・
逆行運:甲戌 癸酉 壬申 辛未 庚午 己巳 戊辰・・・

 八字が求めるのは日干の根です。やや逆行運のほうが良いかと思えますが、喜忌交々です。やはり大運でも財官の憂いは付きまといそうです。現代ですから、男女ともに自分の足で歩いて行けるように、つまり食べて行けるように地道な生き方をするように指導したいなと感じます。当然のことですが、自営独立などしないほうが男女とも良いであろうと言えます。財が強いですから行動の傾向としては食傷生財的な発想をすることが多いはずです。丁巳時干支を入れましたから、一攫千金を求めるような山師的な戊土ではないと思います。戊午時干支などを入れますとわかりませんね。
 以上、本日は亥月生まれ戊日干弱の八字でした。