先日土曜日のbe on Saturdayのbeランキングが大変興味深かった。「ギターに挑戦するなら何を弾く?」のQに対して
1 | なごり雪 | 265票 |
2 | いい日旅立ち | 209 |
3 | 神田川 | 208 |
4 | 22才の別れ | 177 |
5 | あの素晴らしい愛をもう一度 | 175 |
6 | 少年時代 | 126 |
7 | 学生街の喫茶店 | 122 |
8 | 卒業写真 | 117 |
9 | 「いちご白書」をもう一度 | 113 |
10 | 五番街のマリーへ | 110 |
11 | ルビーの指輪 | 106 |
12 | 上を向いて歩こう | 105 |
13 | シクラメンのかほり | 105 |
14 | サボテンの花 | 97 |
15 | 見上げてごらん夜の星を | 87 |
16 | 酒と泪と男と女 | 86 |
17 | 夢の中へ | 81 |
18 | 昴 | 79 |
19 | 川の流れのように | 78 |
20 | 精霊流し | 77 |
と言う結果になったらしい。
これはこれでなかなか興味深く、そしてなつかしいが、その調査方法を見ると
朝日新聞デジタルのウェブサイトで9月上旬、会員登録者を対象にアンケートを実施した。回答者は1306人(男性59%、女性41%)。「ギター弾き語り 大人が弾きたいアコギ超定番曲をあつめました。」(シンコーミュージック刊)所収の100曲の中から5曲までを選んでもらった |
との事。そして記事の最期の方
弾き語りよりも、ギター演奏そのものに魅力を感じている人も多かったようで、候補として示した100曲以外の曲を挙げる人も相次いだ。その中ではクラシックギターの定番曲「禁じられた遊び」が支持を集めた。 |
を読んだ時に、改めて、私も思い出した。私が、大学の頃ギターで弾いていたのは実は、この「禁じられた遊び(ロマンス)」だった。そして同じく定番中の定番「アルハンブラの思い出」だった。
このアンケートのギターは、アコギ(フォークギター)をその対象にしているが、おそらくアンケートの質問内容とその答えのイメージはかなり異なるのではないのだろうか?と思った。つまり、ギターで挑戦するなら何を弾くではなく、アコギで何を弾いて歌いたいか?ではないだろうか?
もともとそれがこのアンケートの趣旨であったはずであり、その為に「ギター弾き語り 大人が弾きたいアコギ超定番曲をあつめました。」の100曲を選択候補にしたのだから。
結果は、それでも「ギターに挑戦するなら何を弾く?」の見出しにあるように、ギターで演奏したい曲を選んだ方も多かったようなので、それが「禁じられた遊び」ならそれも当然だろうと思った。純粋にギターで曲を演奏するなら。
アコギで演奏するなら、それは普通はコードで伴奏して、歌う形になるだろうし、メロデーも弾くなら、それはむしろソロギターだろう(伴奏+メロデーを一人で)。しかし、上記の曲を考えると、やはり自分でアコギで伴奏して歌うと言う事になると思う。たとえ、自分が歌わなくとも、一緒に誰かに歌ってもらう事が前提だ。
アコギでメロデーを弾きたいと言う意味で、上記のアンケートをしたのだろうか?回答した方々はそれを理解した上で回答しているのだろうか?いやそうとは思えない。
それを理解した人は、「禁じられた遊び」を回答された方達だろう。
どうでも良い事だが、ふと懐かしいと思いながら気になった。
このアンケートを企画された方はこのアンケートの結果(順位に)、満足されていただろうか?おそらく満足されていたようだ。なぜなら
弾き語りよりも、ギター演奏そのものに魅力を感じている・・・と掲載されている。つまり最初からこのアンケートはアコギで弾き語りを想定しているからだ。
どうでもよいことだが、やはり、気になった。
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