日経Linux 2010年1月号(最新Ubuntu9.10誰にでもできるプロの技90)や秀和システム『最新完全無敵のリナックスKNOPPIXではじめるLinux入門』を購入したにもかかわらず、やはりUbuntu専用の雑誌が良いだろうと、更に昨日また雑誌を購入した。そのものずばり『Ubuntu Magazine 02』だ。以前Linuxの特定の書籍・解説本は発売されていたが、雑誌として特定のディストリビューションの物が発売されるのは、このUbuntuが最初だろう。KNOPPIX同様にライブCD-ROMを使って、ブートした。以前UbuntuのライブCDでブートした時はこのEVEREXのStepNoteでは、VGAモードでしか正常に起動しなかったが、今回は起動も早く、ワイド画面で起動に成功した。
Ubuntuの最新版9.10だが画面もシンプルで必要と思われるアプリの最初から搭載されており、且つWindows Vista側のHDDの何の設定もしなくとも見る事ができた。確かにこのライブCDがあれば、KNOPPIX同様、Windowsが起動しなくても、ライブCDでWindowsのファイルを救う事ができそうだ。
さて、秀和システム『最新完全無敵のリナックスKNOPPIXではじめるLinux入門』でも掲載したが、ネックはどうも無線LANとなりそうだ。今度も無線LANの接続をKNOPPIX同様に失敗した為、有線LANで試した見た。こちらは簡単に接続する事ができたが、YuTubuの動画を見に行って、動画が見れない(Flashが古いか、JavaScriptを動作しないように設定されていますのメッセージ)。
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左:デスクトップとファイルマネージャーを起動した所 Windows側のHDDも見ることができる。 右:有線LANでインターネットに接続(FireFox) |
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通常のインターネットでは特に問題はないが、YuTubuの動画はライブCDのままでは見る事ができなかった。 |
SplashTop等は最初からEee BOXに搭載されており、無線LANへの接続やちょっと問題はあったが動画サイトもみれた。MoblinはいくらAtom対応ネットブック対応とは言え、色々なメーカーがあるが無線LANのアクセスポイント間で自動検出した。それに比べるとかなり進化しているはずのUbuntuの最新版での対応を試して見る限り、敷居はチョット高い様な気がする。最もWindows Xpでも以前掲載した様に、最初はかなり敷居が高かった気がするので、Ubuntuだけの問題と言うより、私の慣れの問題と、Ubuntuへの過度の期待から来る思い込みだろう。何れにしても、標準のライブCDやライブDVDからUSBにインストールして、起動やLANの設定、無線の複合機への対応等を試して見たい。
ところで秀和システム『最新完全無敵のリナックスKNOPPIXではじめるLinux入門』でも掲載したが、この『Ubuntu Magazine』を見ても、特殊な処理の場合に、シェルコマンドを入力或いは設定ファイルをいじる必要はあるが、大半GUIで処理できるようになっており、Linux ≒ サーバーではなくクライアントOSとしても十分Windowsに対応できるところまで来ている気がする。ネットワークで仕事をする時代になると、googleが進めているChrome OSの考え方もその方向性として有るのかも知れない。以前から掲載している用に、携帯用のOSや音楽用プレーヤーのOSを大半のコンシューマーは気にもしていない。課題は前回でも述べたが、周辺機器への対応と定番アプリだが、これは、既に大半が解決されようとしているのではないかと思う。世界中の膨大なボランティアの方々に感謝したい。
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