朝日新聞の中古PCの全面広告の第二段となるが、中古PCの広告についての考察となる。前回(2009年5月)でも掲載したが、実用上激安なPCの朝日新聞CMを掲載したが、今回もその続きとなる。つまり、同じ会社(メディエイター)の販売PRとなったかもしれない。
なぜ今回もこの朝日新聞の記事を取り上げるかと言うと、日本の経済を占う一つの指標としてのテーマと考えているからでもある。結果中古物件の値段は、限りなく無償に近くなっており、余程の家庭でない限り、購入は可能と言う値段まで下がっている。問題はそのインフラ、つまり電気代やインターネット接続環境に移っているのかも知れない。
ネットブック+大型液晶デスプレイ+光学ドライブのセットであれば、家庭ではディスクトップの環境で、外では超軽量のネットブックで飛び出せる環境が構築できる事をおそらく始めてPRした広告ではないかと思う(新聞画像の下部)。しかもそのセット価格が安い。17インチ液晶モニター+DVDマルチドライブ+キーボード+マウス+USBハブのセットで14,980円だ。これは流石に安い。しかも新品で・・・。
但し既に、当社では当たり前の構成で、ノートブック+大型液晶デスプレイ+キーボードのスタイルが確立されている。
最もこれをプライベートの使用で考えた場合に、ノートPCを外に持ち出す必要があるのか?それが疑問でもある。つまり、ネットブックも含めるが、プライベートでのキラーアプリは何か?その答えは既に出ている気がする。日本では、携帯電話が電話+電子メール+一部ゲーム+一部音楽プレーヤーとしての地位を既に確立してしまったと考える。
ネットブックを含む中古市場は、別の新しい市場(最も重要な市場)が考えられる。既に米国でのネットブックの大きな成功例としての市場は、圧倒的低価格を優先した市場つまり、教育(学校)と各地方自治体の市場だ。
先進的な企業は、ネットブックでもその効果を試算して導入を図ると思うが、当社(親会社)では、経費を垂れ流して使いながらも、責任不在の現状を続けている。大変残念ではあるが、その理由も分からなくはないが、もっと熟練した技術者や管理職がが親会社IT部門にいないのが残念だ。
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