社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

元上司と飲んだ。定年後の再雇用は海外出張を楽しみながら?

2013-09-04 07:09:06 | 会社の仕事

元上司と先週久しぶりに飲んだ。元の職場に、今月に定年となられる方が二人おられ、その方々のその後の動向が知りたかったからだ。元の職場に夕方6時頃、何の連絡もせずに顔を出した。

すると、有り難い事に、元上司が「やあ~久しぶりだね!じゃあいっぱい行くか!」と言ってもらえた。大変うれしかった。

さて、知りたかった一人の方は、実は既に65歳を超えられており、昨年で一旦再雇用の定年も迎えられたが、もう1年手伝って欲しいとの事で、雇用を継続されていた。今年はどうなるかわからないと心配されていたが、どうもまた後1年とお願いされたようだ。

実は、昨年、この先輩の部下と言うか仕事を引き継いだ女性が、産休で1年の休職となった。その女性が、保育所に赤ちゃんを預けられる事を条件に、復職予定だったが、その条件がかなわなかったようだ。

私も昨年の孫の誕生から最近まで、息子夫婦の状況を見ているが、やはり子育ては大変だ。生まれて1年の子供を預けて、仕事に出るのを考えると何となくやるせない。

息子の嫁さんは、専業主婦で子育てオンリーだが、これはこれで十分だと私は思っている。毎回会う度に大変だと思う。毎日寝不足の様だが、頑張って欲しい。その間お金が足りなければ息子夫婦をヘルプしたいが、それは息子夫婦は望んでいないようだ。親としては残念だが・・・。

と言う事で、今年66になられる先輩がまた一年頑張られるそうだ。この先輩は働かなくても、お金には特に不自由はされていない。奥様は公務員だったので、ダブルインカムとダブル年金と言う事だが、特にする事も無い為、仕事をしても良いとの事だった。今の会社の仕事をしなければ奥様と二人でパチンコに入り浸らられるようだが・・・。これはこれで問題のような気もするが、夫婦でパチンコが趣味との事なので、これはこれで凄い???

さて、もう一人の先輩はこの9月で60の定年となられる。こちらは、少し事情が異なる。私も最近痛感しているが、老眼でパソコンが見づらいし、耳も遠くなっている。この先輩も同様で、現場で相当困っていらっしゃるようだ。しかし、パソコンは、度を調整した専用のメガネをあつらえれば、問題はないはずだが・・・

この先輩は持ち家だが、家は東京にある。数年前の転勤で、今は大阪の会社の社宅を利用されている。社宅ではあるが、無料と言う訳ではない。賃貸料が1万数千円会社に払わなければならないし、電気ガス水道等の料金は東京の持ち家分も含めてダブルで必要だ。

先輩も私と同じで中途採用で当社に入社しているので、退職金もフルはでない。おまけに今年から、特別支給の厚生年金も出ない。

そして仕事を続ける事がシンドイと話をされていたのも良くわかるが、しかし一方で、お金も必要だとの事。従って再雇用しか手がないと話されていた。

結果最終的にどうなったかは良くわからないが、最初は隔日勤務の再雇用契約をされると聞いていた。が、どうも時短勤務を選択されたようだ。どう言う形になるにせよ、再雇用しか道はなかったようだ。

しかし、今年はおそらく、再雇用の給与を貰っても、手取りの収入は10万円を切るのではないかと心配だ。この中から、上記の固定費等を考慮するとどう見ても赤となるだろう。再雇用で働いても、赤。

来年特別支給の厚生年金が貰えるようになられたら、退職されるのではないだろうか?心配だ。

さて、上記の情報を得た上で、元上司の近況を聞いた。

相変わらず、海外出張が多いようだ。むしろ海外出張を楽しまれているようだ。出張される地域も欧州を始めとして北米そして南米、たまに中国と普通ではなかなか行けない国が多い。

元上司は、上記の様に世界各国を回られているが、部長職だったとは言え、全て実務を自分でされていた。ホテルや飛行機の切符の手配から・・・。オランダでの単身赴任での生活も長い。結果欧州方面で、10年近く赴任されている。

商品開発の知識もあり、且つ当社での生産の現場も熟知されている。自ら営業もされていた。もちろん技術のプレゼンテーションも。そしてもちろん業界も熟知されている。当然英語はペラペラだ。

そして今では、若い後輩達が出来ない部分を自ら行動される事で、カバーされている。しかも現役の時のような無理もせず、1ヶ月~2ヶ月に1回ぐらいの海外出張を楽しみながら(のように見えた)。

ふと聞いてみた。「65で退職されるのですか?」と。すると「多分その後も数年仕事する事になるだろうね!」との答えだった。

元上司は、資産家(の様)だ。退職金も相当な額が出たと思われるが、最悪なくても問題ない様な発言も昔されていた。株や投資信託等もプロ並みに以前されていた。もちろん損切り等も知っておられたし、実践されていた。

最近は、私が株に集中して投資している話をするとどうも投資方針を変更されたようだ。つまり米国並みに証券会社に丸ごと資金運用を任せるような方針に。年2%~3%の運用を元本保証(?)で依頼されているようだ。年2%~3%なら十分だろうと言う話が返って来た。株価を気にして投資するのは基本的に今は無理だと。将来退職して暇になったら別だがと。

ウーン私の周りには、どうも金持ちが多いらしい。

元上司の場合は年2%~3%の運用で十分な資産がある事。更に株投資も理解しているが、お金を儲ける面白さより、仕事+海外出張の方が面白いと言う事の様だ。

いずれにしても、色々な先輩の定年後の人生がある。働く理由も含めて。しかし、会社から必要とされる腕は必要だ。
そして今まで十分に会社で仕事してきても、もう十分とはならないようだ。条件の一つが、お金であったり、働く意欲と言う事になるのだろか?
元上司の様な仕事を楽しむ環境は、今の私にはない。
その実力も無さそうだ。今の延長には・・・。そして次の人生は今までとは異なる人生を歩みたいと考えている。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿