設楽町津具地区の若手農林業者らで構成する奥三河つぐ高原グリーンツーリズム推進協議会では、獣害対策で捕獲したイノシシやニホンシカを食肉加工しジビエ料理の食材として提供する施設「奥三河高原ジビエの森」を昨年4月に始動。地元資源を有効活用して町内外へ販路を広げ、地域の活性化を目指している。

奥三河3町村では毎年、約1300頭のイノシシやシカが捕獲されているが、食肉加工施設はまだ少なく、ほとんどを埋設処分している。
地域資源を生かすため、同協議会では地元住民寄付や国・町の助成など1500万円をかけ旧農協建物を改修し、施設内に電動ホイストやスライサー、冷凍冷蔵庫、真空包装機などを設置。昨春から操業を開始した。
現在、ジビエの森には常勤の従業員がなく、捕獲後に会員らが運搬や解体などを行っている。
昨年9月からは、名古屋市在住の小野有紀さん(22)が研修生として参加。施設では食肉の解体やパック詰め、事務処理などを行いイベントで販売やPRを実施。2月には狩猟免許取得に挑戦する予定となっている。
協議会では、経営を軌道に乗せ知名度の向上を図ろうと、加工品の空揚げや肉まんを販売中。
新城市道の駅もっくる新城や奥三河地域の飲食店、宿泊施設に食材を供給しながら、昨秋の収穫祭などで試験販売して好評を得た特製ハムやジャーキーも売り出し、奥三河ジビエ料理のブランド化と地域活性化を目指す。(東日新聞)

「奥三河高原 ジビエの森」と名付けられた施設は、旧津具村農協東支店の建物(木造平屋、150平方メートル)を借りて改修。電動ホイスト(巻き上げ式起重機)や冷凍冷蔵庫、スライサー、真空包装機などを設置した。事業費1500万円は、農林水産省の交付金650万円と町の補助金400万円、会員の拠出金、住民の寄付で賄った。

奥三河3町村では毎年、約1300頭のイノシシやシカが捕獲されているが、食肉加工施設はまだ少なく、ほとんどを埋設処分している。
地域資源を生かすため、同協議会では地元住民寄付や国・町の助成など1500万円をかけ旧農協建物を改修し、施設内に電動ホイストやスライサー、冷凍冷蔵庫、真空包装機などを設置。昨春から操業を開始した。
現在、ジビエの森には常勤の従業員がなく、捕獲後に会員らが運搬や解体などを行っている。
昨年9月からは、名古屋市在住の小野有紀さん(22)が研修生として参加。施設では食肉の解体やパック詰め、事務処理などを行いイベントで販売やPRを実施。2月には狩猟免許取得に挑戦する予定となっている。
協議会では、経営を軌道に乗せ知名度の向上を図ろうと、加工品の空揚げや肉まんを販売中。
新城市道の駅もっくる新城や奥三河地域の飲食店、宿泊施設に食材を供給しながら、昨秋の収穫祭などで試験販売して好評を得た特製ハムやジャーキーも売り出し、奥三河ジビエ料理のブランド化と地域活性化を目指す。(東日新聞)

「奥三河高原 ジビエの森」と名付けられた施設は、旧津具村農協東支店の建物(木造平屋、150平方メートル)を借りて改修。電動ホイスト(巻き上げ式起重機)や冷凍冷蔵庫、スライサー、真空包装機などを設置した。事業費1500万円は、農林水産省の交付金650万円と町の補助金400万円、会員の拠出金、住民の寄付で賄った。