正月明けの旅行⑤ 最終章 やっぱりＳひたちは速い！！

１８切符は普通列車が一日乗り放題だが、特急、新幹線は対象外
になってしまうつまり、特急、新幹線を使うと乗車券の他特急券が
必要になってしまうのだ。
ここ最近、１８切符を使って出かけるいる割りに、へたれ根性がでてしまって
特急を使ってしまう事がある。今回の旅も、特急を使ってしまったのだ。




いわき駅の１番線に６５１系Ｓひたちが停車していた。短い４両編成
Ｓあずさと同様ボンネットが特徴的な特急列車。今回これでいわきから
一挙に上野まで行くことにした。５８９０円で、２１０キロの距離を２時間半
で行ってしまう。決して安いとはいえないけど、これで各停乗りつぶして
２時間短縮出来るとなるとこれを選んでしまうのも無理がない。
列車は定刻通りの発車する、Ｓひたちならではのチャイムから車掌さんの
肉声のアナウンスが聞こえる。この列車は、他の特急と違って声優とかを
使っている自動放送ではないのですね。優等列車のわりにこうゆった部分が
アナログ的な所がなんか良い感じがした。窓側に席の海が見えるポジション
に座った私、あいにく天候が悪く雪というより雨が降りそうなどんよりした灰色の
雲を見ながらＳひたちは快走に走る。正直、Ｓあずさより速い感じがした。
何キロ出しているかはわからないけど、少なくとも快適な速さだと言うのは
間違いない。そんな快適感に満ちながら一路上野へ目指していたのだ。
常磐線は、何年か前日暮里から仙台までオ－ル各停行ったことがあるその時は
まだ、４００系の国鉄車両だった。でも今は大夫変わってしまっている。
水戸からはグリ－ン車付きのＥ５３３系や５０１系になってしまい。国鉄時代の
面影はなくなってしまっている。時代の流れと言ってしまえば終わりになるけど
でも、４扉のロングシ－ト車がいわき付近まで走っているのはちょっとなあ．．．．。
中距離なんだし、もう少し座席のことも考えてほしいものだと思う。そう考えると
ＪＲ海、西はちゃんと考えてる方だと思う。
途中の勝田駅まで４両編成、停車駅は湯本、泉、日立、これで４両なんて、そんなに
乗車が少ないのかと思っていたけど意外にビジネスマンが東京へ戻る為に使っていた
日立を過ぎて、自由席は満席状態だった。
勝田で７両増結ここで自由席で通路側に座っていた人たちが窓側の席を求めて
一度降りる。このＳひたちはＳあずさと違って貫通出来ないのがとても不便なところ
（だから後者にでいたＳあずさは貫通しているのだ）一度下車しても結局勝田から
並んでいる人が多ければ座れることさえ難しいと思うのだけど．．．．。でも、やっぱり
窓側の席が一番良いのでしょうか。
水戸から人を乗せて途中土浦に停車すれば後は終点上野。この間約１時間１０分で
いってしまう。Ｓあずさと比べものにならないくらい速い。上野～水戸まで約１０８キロ
あるけどそれを１時間１０分（下りは１時間５分）で行く。ちなみに新宿～甲府まで
約１２４キロを１時間２５分かかる、多少距離に差はあるけどかなりの速い速度で走って
いるのがわかる。乗っていて絶対に１００キロ以上出しているんだな．．。そんなモ－タ音
が自分の耳に強く聞こえてきた。中央線はカ－ブが多いし、新宿~立川までのＥ電区間
が過密ダイヤだからスピ－ドが出せないでも、高架工事やカ－ブの改良をしてせめて
１時間１０分台まで速くして欲しいと、いつも思っていたけど今回ほどＳひたちの速さに
この願望が強くなってしまったのだ。
上野駅では特急専用ホ－ム１７番線に到着する。階段を上がってみると懐かしい光景が．．。
そう、特急券の回収改札がまだあったのだ。懐かしい．．。昔新宿駅もあった、あのキセル防止
の回収改札いつの間にかなくなってしまって見ることが出来ないと思っていたのがまた
見られるとは．．．．。でも、やっぱりこの改札があったせいでとても混雑して出るのに時間が
かかってしてしまった。今にこの改札も無くなるも時間の問題かな．．．。



東京まで山手線に乗って中央線へ。混雑する列車には乗りたくないと言う願望が働き
ここから八王子まで中央線ライナ－で行きました。グリ－ン車がは取れなかったけど
それでも、指定はゲット、満席状態ｊかなと思っていたけど、空席が少し目立っていた。
まだ夕方６時だからそんなに利用者は少ない方なのだろうか？。
また八王子から大月までへたれ根性が働いて特急に．．．。でも、大月まで特急券が
５００円なのはちょっと嬉しい。大月駅で普通列車に乗り換え（この時間帯では、甲府まで
特急で行っても身延線の接続は同じ列車だから）電留線に停車している豊田色の
１１５系は雪がかぶっていた。ここ辺は雪が降ったんだ。そう思うと、なんか肌寒くなって
しまう。暖房の効いた１１５系の甲府行きに乗り込んでいわき駅で買った駅弁を食べる。
暗い闇の中、対岸はには中央道の小さな光が次々と１１５系を追い越してく。そんな中
月明かりが積もった雪を薄明るくしてなんか幻想的な感じがした。
後続のあずさが途中駅の急病患者が出て遅れを取っていた、その為１０分以遅れて
てしまい、身延線の接続が怪しまれそうだったが、何とか接続をしてくれるみたいだった。
甲府駅に当着後、一目散に６番に駆け込むなんか私の為に列車が待ってくれたっていう
感じがしていた。