MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

スノー・ロワイヤル

2019-05-13 22:48:31 | 洋画
私はブログの流れ者と言うか渡り鳥
あっちにいったりこっちにいったりっていうことで
もう飛ぶ鳥跡を濁してばっかり
ってことでこの映画のオリジナルスウェーデン製作の「ファイティング・ダディ 怒りの除雪車」って言う未公開DVDスルーも見てるんですが、どこのブログに書いているのやら

スウェーデン版の「ドラゴン・タトゥーの女」のステラン・スカルスガルドが、息子の復讐を果たしてゆく映画、お仕事は雪深いスウェーデンの除雪をお仕事にしていて
確か除雪の雪が真っ赤に染まってた記憶があるような無いような
そんな日本では未公開作品をなんとアメリカで監督自身のハンス・ペテル・モランドがなんとセルフリメイクしてるんですね

舞台もアメリカに置き換えて、復讐するおとーさんを演じてるリーアム・ニーソンのキャラクターを生かしての作品に転換してるし
オリジナル映画よりさらにアクションを抜いてなんとある意味ブラックなコメディ作風に・・・

そうですねぇ一人死ぬ度に死んだ人間の役名が表示されるんですね
ってことで原題は「COLD PURSUIT」なんですが配給会社は深作監督の映画を思い出してこの邦題にしたのかなぁ
ただ復讐に因って死んでった人物に関してはなんとエンドクレジットでも"in order of disappearance"って言うお遊びをしているんですねぇ

確かにリーアム・ニーソンですから息子の復讐に命をかけての強ーいおとーさんを思い浮かべますが
なんとこのおとーさん確かに殺すし死体の処理もちゃんとするんですが
息子を殺した麻薬組織がある意味おバカで、敵対関係にある組織が・・・ってことで
おとーさん関係ないところで殺し合いっていうこととか
組織の連中の死体が・・・って田舎の警察が張り切ったりと
お話が膨らんでオリジナルよりは面白いと言うか複雑な構想に昇華されているような・・・

リーアムの奥さん役にローラ・ダーン
お懐かしい
そしてハンス・ペテル・モランド監督って「特捜部Q」も一本撮ってるんですねぇ

0日本では6月7日公開予定

2019年製作、アメリカ映画
ハンス・ペテル・モランド監督作品
出演:リーアム・ニーソン、ローラ・ダーン、トム・ベイトマン、エミー・ロッサム、ジュリア・ジョーンズ、ウィリアム・フォーサイス
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ゾンビ・ブライド

2019-05-12 23:30:22 | OV
一日一本エロチック作品を見ていく企画
本日は「レイプゾンビ3」の予定となるはずだったんですがねぇ
実は昨日12日のCSチャンネルNECOの深夜枠で、この「ゾンビ・ブライド」を
リアルタイムで鑑賞してしまい
なんと知らなかったと言うか、山内大輔監督作品だったんですね


ってことで実にやられてしまいました、確かに現役AV女優のみづなれいさんを主演にしてるものの
本作でのみづなれいさんといい、ゾンビスナックのゾンビママさんの里見瑶子さんに、みづなれいさんの浮気相手の竹本泰志課長のこれまたゾンビ奥さんの倖田李梨さんと
なぜか演技力が実にしっかりしてるのが
この映画を支えてくれてる

ゾンビをメインにしてるのにホラードラマではないし
みづなれいさんを
起用してるんでちゃんと濡れ場も用意されてるんですが・・・エロチック作品にはほど遠く
運悪くゾンビになってしまったヒロインの第二の人生?そうゾンビとしての成長物語
まさかの良作と言っても過言ではないからねぇ

本来ゾンビ映画には欠かせないハズなのに、最近のゾンビ映画には忘れられがちなものが全て詰まっています
すなわち、家族や友人など身近な人々が不幸にしてゾンビになってしまった悲怒愛落などを、ゾンビを通して淡々と描いてるのが実にいい

不倫相手の課長に殺害されたOLの嶋沢愛里は朝目を覚ますと
なんとゾンビになっていた
ゾンビと言っても意識はあり、思考もするし言葉も喋れる
歩き方と顔がどうみても人間ではなかった
取りあえず不倫相手の吉岡の家へ向かう愛里だが
そこにいたのは完全なゾンビと化した吉岡の妻だった・・・

全国各地で死体が蘇る事例が増加しており、不運にもその一例となってしまった愛里は
先輩ゾンビのスナックママとの出会いを通して、
もう一度前を向いてゾンビとして歩んでいくことを決意するのだった

って話でゾンビがあまり恐るべき存在として描かれていません、
運悪くゾンビになってしまった人々は新鮮でも干し肉でも人肉を食わないと死人ですから腐っていくわけで
人肉売りのおじさんが麻薬売人みたいに人肉売ったり
彼から人肉を買って家族ゾンビに与えている人もいたりと
山内監督の脚本もしっかりと構築されてるんですね

ゾンビ達も人肉さえ欠かさず食べていれば細胞が腐らずに活性化していき快適なゾンビ生活を送る事ができるんで
ヒロインは人肉料理達人のスナックママの作った人肉ハンバーグをうりあるいたり
もう楽しさ一杯なハートウォーミングなゾンビコメディ作品となっています
ゾンビ同士で目合するんですねぇ

2013製作、日本OV、ネクスタシーEX作品
山内大輔脚本・編集・監督作品
出演:みづなれい、倖田李梨、里見瑶子、竹本泰志、野村貴浩、なかみつせいじ、高橋佐織、久保田泰也
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蜘蛛の巣を払う女

2019-05-11 23:59:01 | 洋画
スウェーデンの作家スティーグ・ラーソンによる「ドラゴン・タトゥーの女」「火と戯れる女」「眠れる女と狂卓の騎士」から成る『ミレニアム』3部作を原作を読み
スウェーデン製作の3部作の映画も見ました
そして映画はリスベット役のノオミ・ラパスを世界的なスターにのし上げましたし
アメリカ映画でも三部作の第一作の「ドラゴン・タトゥーの女」をダニエル・クレイグとルーニー・マーラで映画化しており全作鑑賞してますが
なんと原作のスティーグ・ラーソンが三部書いた所で早世されてしまい
これで終わりだと思っていたんですが

なんと2015年に、ダヴィド・ラーゲルクランツと言う作家さんが『ミレニアム』のキャラクターをそのまま受け継いで『ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女』と言うが出版されたんですねぇ

で当然、本作も観なくてはってことで米版の「ドラゴン・タトゥーの女」を監督したデヴィッド・フィンチャーがプロデューサーとしてアメリカで2018年に製作の「蜘蛛の巣を払う女」の米盤Blu-rayを見つけて購入しておいた

ルーニー・マーラに代わって今回のリスベットって、クレア・フォイに白羽の矢が立ったんですが原作者が代わるとやっぱヒロインのキャラクターも変わってしまったようですね
クレア・フォイ版リスベットはどうみても、まるでアメコミヒーロー並みの大活躍
ハッカーっていうよりは女版007以上の身体能力と洞察力に危機回避がスゴいんです

この娘はリスベットぢゃねぇよまったく別の物語として成立してる
原作の女の部分がまるで生かされていなくて
ストーリーとしてもなんとリスベットに姉がいたとはねぇ

つまり、今回のリスベットの仕事はなんともうスパイと言うか諜報員も真っ青な
ってもっと一人のか弱い女としてのラーセン描くリスベットが私的には好きだったので
『ミレニアム』自体ミステリー作品でしたけど
スパイアクション映画化された本作は、別な意味で純粋にアクション映画として堪能させてもらいました

お姉さんは結局は敵対関係にあって、オープニングでの16年前の少女時代の飛び降りとエンディングでの飛び降りって見え見えのシンメトリーなんですねぇ
さてお姉さん本当に死んでしまわれたのでしょうか・・・

日本でのDVDリリースは6月5日予定ですか

2018年製作、アメリカ映画
フェデ・アルバレス監督作品
出演:クレア・フォイ、スヴェリル・グドナソン、レイキース・スタンフィールド、シルヴィア・フークス、スティーヴン・マーチャント
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レイプゾンビ2 LUST OF THE DEAD

2019-05-11 19:04:42 | OV
一日一本エロチック作品を見ていく企画
本日の一本は昨日視聴した友松直之監督の「レイプゾンビ」の第二弾です
一応キャストも小沢アリス以下、前作から引き続いての小林さやが同じモモコとして登場して来ますが
あいかわ優衣はJKから全く違う米軍の探査サイボーグとして登場してくるし
一応亜紗美姐さんもクレジットされてるものの
"1"が好評で続編を・・・って言う寸法になり
ここから"2"と"3"との2本撮りってっことで"2"での登場はなし

ヲタク童貞以外の全世界の男性のお90%が所謂"毒男のレイプゾンビ”化し、
北の将軍様からの核攻撃まで受けて壊滅した東京
生き延びたヲタク男子たちによって作られた新帝国”アキバ帝国”と女たちが武装化した”女村(アマゾン)”に分かれて生存していた

アキバ帝国は二次元女子しか相手にできず毒男を飼い慣らし三次元の女たちを狩っており
アマゾンはそんな女たちが軍隊化し組織化されてアキバ帝国と戦っていたのだった

そんな中、シンジとマキという一組の夫婦の生存が発覚して、
なんとシンジはキモヲタ童貞ではないのにゾンビ化を免れていて・・・
男性の役者に興味はないからわかりませんが
奥さんには当時はまだ宮村恋を名のっていた黒木歩みさん!

一方、米軍は東京の状況を調査すべく、オスプレイを飛ばし、ブロンドの女サイボーグ戦士を諜報員として送り込んで来ますが
うーん、何だろうなぁアキバ帝国とアマゾンの対立に方向転換しちゃってまして
前作の良かったと思うレイプゾンビのお話部分じゃなく、非モテ男と生身の女との対立に持っていってしまったようで・・・
アキバ帝国のカリカチュアされた訳わかんない哲学を監督自身が滔々と述べたりしてるんですね
なんでしょうか何故にこんなに手ぶれさせて撮す必要が・・・

そして里見瑶子、冨田じゅん、佐倉萌などアマゾン側に出演させて
もう賑やかこの上ないんだけど
結局は殆どが"3"への状況説明だけで終っちゃってる作品でしたけど・・・
せめて3での亜紗美姐さんのアクションに期待が膨らんだだけ

2013年製作、日本OV、「レイプゾンビ」製作委員会作品
友松直之出演・脚本・監督作品
出演:小沢アリス、亜紗美、小林さや、あいかわ優衣、宮村恋、冨田じゅん、里見瑤子、青山真希、文月、倖田李梨、佐倉萌
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レイプゾンビ LUST OF THE DEAD

2019-05-10 23:56:37 | OV
一日一本エロチック作品を見ていく企画
本日の一本は友松直之監督・脚本のゾンビOV作品

しかしこのゾンビタイトルの示すように、人肉を喰らうでもなくて
ずばり下半身丸出しで女をレイプするだけのゾンビなんですねぇ
ってことで「 LUST OF THE DEAD」の副題で
なんとゾンビになるのは男だけ、それも童貞はゾンビにならないと言うことで

通称"毒男"と言うゾンビが蔓延し"毒男"にレイプされた女はその毒が即体に回って死んでしまうそんな日本を舞台に、
ゾンビから逃れて神社に立て籠ったナース、OL、女子高生、主婦の4人が、
毒男と呼ばれるゾンビとの血まみれバトルを展開するだけのお話なんだけど

日本だけでなく”毒男”化現象は世界にも及び、なんと北の将軍様は"毒男化は日本のグロ映画とAVが原因"と日本に宣戦布告し、テポドンを東京にに撃ち込み
なんと東京は廃墟と化し
神社に立てこもった彼女たち4人の前になんと神社の神主でヲタク童貞クンまで現れるものの
童貞クンから衣装を借りるもののなんとアキバ系ヲタクあるのはメイド服

主婦の亜紗美姐さんは巫女さん姿に・・・
クライマックスでは日本刀振り回して毒男を斬りまくる
このアクションシーンは亜紗美さんが殺陣をつけていたようですねぇ

TVリポーターには倖田梨李さん、カメラは誰が撮っているのかカメラは童貞か女性でないと
”毒男”になってるような気がするのですが・・・
って言うか臨場感演出するためにカメラは手ぶれさせていましたが
チョイきつかったような
って言うかTVリポーターも”毒男”の餌食に
さらにJKも犠牲になるし、主婦も敢えなく討ち死にですか

メイド服のOLが処女受胎して生まれて来た子供とナースはどうなる・・・

2011年製作、日本OV、「レイプゾンビ」製作委員会作品
友松直之脚本・監督作品
出演:小沢アリス、亜紗美、あいかわ優衣、小林さや、中沢健、貴山侑哉、内田春菊
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ロスト・マネー 偽りの報酬

2019-05-10 22:42:28 | 洋画未公開
これは二月頃に購入していたものですが
購入動機は輸入屋さんで”日本公開中止”って付箋が貼られていたために
”なんでしょうか?リーアム・ニーソンの映画なのに未公開でDVDスルーになるのかなんだろう?”って思って購入して来ちゃったものの
いつももように買っちゃうと見ないと言う悪癖で
GEOさんが閉店しなかったら積んどくままだったりして・・・

オープニングから強盗と警官隊との激しい銃撃戦
その強盗団のリーダーにリーアム・ニーソン、銃撃戦のはてに強盗団のクルマは激しい射撃に因って爆発炎上

クルマ爆発炎上命を落とした強盗団三人のそれぞれの夫婦の日常と、
強盗の夫達の最期と葬儀を時間軸をクロスして描いていくので
リーアム・ニーソンなんという役を・・・と思いましたがチョクチョク出演シーンがあります

物語はこの強盗団が銀行から奪った金は候補の選挙資金だったために
リーアムの夫人と言うか未亡人(原題「WIDOWS」)に資金をかえせと脅迫してくる
そのため未亡人は強盗団の未亡人たちを集め
夫のリーアムが計画していた別の強盗計画を見つけ
女たちでそれを実行しようというお話に
実はシカゴの選挙が絡んだり
と、物語は先程書いたような時制のクロスや未亡人たちのそれぞれの人生模様とか複雑に絡みつつ2時間10分の映画

主人公のリーアムの未亡人は黒人のヴィオラ・デイヴィス
未亡人仲間の一人になんと「クローバーフィールド パラドックス」で女優さんDDの私を射ぬいた金髪長身美女のエリザベス・デビッキさんが・・・

今作品で非常に弱い人間的であるもののリーダーの期待に応えて重要な役所で最も素晴らしいオッパイを披露してくれてました

もう見た目から強い女に見えるミシェル・ロドリゲス姐さんも未亡人の一人に
でも今回は強くない女性の役である事で、それが監督の狙いでもあったんでしょうね
これまでにない人間臭い弱い女を演じてますが・・・やっぱ銃を練習する姿に彼女の片鱗を見た

4人目のメンバーとなるシンシア・エリボは特にその身体能力を発揮していたけども
黒人が髪を金色にって目立ち過ぎやろ

コリン・ファレルにロバート・デュヴァルまで出演してるのに何故に未公開に・・・
あっというオチが待っている

2018年製作、アメリカ映画
スティーヴ・マックィーン脚本・監督作品
出演:ヴィオラ・デイヴィス、ミシェル・ロドリゲス、エリザベス・デビッキ、シンシア・エリヴォ、コリン・ファレル、ブライアン・タイリー・ヘンリー、ダニエル・カルーヤ、ジャッキー・ウィーヴァー、キャリー・クーン、ロバート・デュヴァル、リーアム・ニーソン
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BUYBUST/バイバスト

2019-05-09 23:39:03 | アジア映画
一月くらい前だかに輸入屋さんで見つけました
ヨーロッパ版には18禁のマークがついておりまして
隣に米盤もあってこちらも”Not Rating”が・・・しかし米盤の方がEUROと弗の関係からか
2Kほど安価でしたので米盤のBlu-rayを買ってきました
その頃はこの映画が<未体験ゾーンの映画たち2019>の1本ってことは認知してましたが
なんとこのフィリピン映画、日本ではNetflix独占配信作品だったんですねぇ
そこでアルバトロスがDVD化の版権買って<未体験ゾーンの映画たち2019>にて上映させた訳ですか

いや、実に面白い作品でした、2時間強の尺の映画の8割がアクションシーンです
麻薬捜査の主人公がなんとヒロインなの
そしてなんと女性版の「ザ・レイド」ってみたいな映画です
もう殆ど銃撃戦と肉弾戦の映画、さらになんとデカい剪定ばさみでの首チョンパwlはじめとしてのゴアな格闘シーン満載ですがスピード感命の映画でもあるのでそのスジの映像を楽しみたい方はスローかコマ落としで確認してください
米国やヨーロッパでのレイティングはここいらにあったのでしょうね

麻薬組織のボスをとっ捕まえる警察の作戦が麻薬組織に漏れていたために
警察の特殊部隊隊員たちが逆に迷路のように入り組んだスラムに誘い込まれ
極悪非道な麻薬組織だけでも手を焼くのに、警察との銃撃戦にスラム市民が巻き込まれ
お前らが来たからだと溜まっていた市民まで暴徒化しみんななんと警官に浮塵子のごとく刃向かってくる

そのため警察の特殊部隊の片一方は全滅させられもう迷路のようなスラム街が地獄絵のように・・・
っていうのですが、なんと夜のシーンでは結構画面が暗いのと
市民、麻薬組織に警官との区別がつかないのがちょっと難点ですが
先に書いたようにバイオレンスの連続とヒロインどうなる?っていうことでグイグイ引っ張られます
ヒロイン助けるスキンヘッドの隊員が強い強いけど・・・結局は命を落とし
果たしてヒロインは生き残れるのか
楽しめた作品でした

2017年製作、フィリピン映画(日本公開映画)
エリック・マッティ監督作品
出演:アン・カーティス、ブランドン・ヴェラ
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軽井沢夫人

2019-05-09 17:34:54 | 邦画
一日一本エロチック作品を見ていく企画
本日の一本は、8日の東映チャンネルの”日活ロマンポルノ傑作選”の枠でOAされた「軽井沢夫人」

東映の岡田裕をプロデューサーとして
なんと主演に大映のお姫様スターだった高田美和を迎え、
通常のロマンポルノ3本分の予算をつぎ込んで製作されたという
<にっかつ創立70周年記念作品>と銘打たれたエロチック大作
そうだよね尺が93分もあるんですね
原作は官能小説家の宇能鴻一郎が嵯峨島昭(さがしましょう)名義で書いた作品を
いどあきおが脚色してるんですね

余談ですが嵯峨島昭って、先輩推理作家の佐賀潜(探せん)とその息子さんの筆名に佐賀蒼(探そう)へのアンサーペンネームだったりして

ってことで一応官能と推理(つけたしですけども)の作品でしたけど
夏のアルバイトで軽井沢へやってきた苦学生の青年が、
上流階級の夫人と出会い、やがて互いに惹かれて一線を越えてしまうというだけのお話
野心家の青年を五代高之が演じているんですが
野心と言うよりかはオチとしては財閥への復讐モノかと思って見てましたが違っていて
だから何んだったっていうような破滅的なオチが私には納得いかなかった

ヒロインを演じた高田美和は、大御所高田浩吉(鶴田浩二の師匠)の娘で
清純を売りにしていたお姫様女優さんが・・・当時35歳だったんですか
凛とした気品に女としての脆さが実に官能的だった

日活70周年の記念作品と言うことでロマンポルノながら
夫である財閥の社長を土屋嘉男、フレンチレストランのオーナーに根岸明美、
事件を追う刑事に江原真二郎と脇にも豪華な配役で岡田裕の実力が窺える。

上流階級という立場を享受し、刹那的な生き方をしながら青年を隷属させようとするもう一人のヒロインを演じているのは吉川由美さん
高田美和と比べるとある意味上品さに欠けるもののそれなりの演技力もあったので
結構見応えのある作品に仕上がっているんですが
その一年前には

五代高之のラストの自滅が納得いかなかった
高田美和の魅惑的な肢体を堪能するだけの映画でした

1982年製作、日本映画、日活作品
小沼勝監督作品
出演:高田美和、五代高之、吉川由美、根岸明美、土屋嘉男、江原真二郎、梓よう子、北見俊之
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デス・ショット

2019-05-08 23:52:01 | 洋画
この映画実は昨年末に購入していたものですが
GEOさんの撤退でようやっと日の目を見たようですが
多分ブルース・ウィリスがジャケットにあったので購入していたんだと・・・
一応今年の2月にシネマート新宿で公開されてるんですね
ってことで日本でのDVDは8月になるのかな

いやー、やっぱ最近のハゲ親父そのまんまな美味しいとこだけ持ってってしまう作品
フランク・グリロの主演映画でしたねぇ
アメリカでもこんな風にハゲ親父前面に出して鷺的な売り方するんですねぇ

お話としてはフランク・グリロ演じるジェイコブが支店長を勤める銀行に
強盗事件が発生し、犯人は鉄仮面の完全武装で周到な計画による犯行で、
犯人は警備員を射殺、大金を奪って逃走した
FBIは銀行内部に共犯者がいると推定し、支店長のジェイコブにその容疑をかける
疑いを晴らすため、ジェイコブは隣家に住むブルース・ウィリス演じる退職警官ジェームスの協力のもとに
二人で独自の捜査を開始するんですねぇ
二人は犯人のアジトを突き止め、新たな現金輸送車襲撃の阻止に成功するのだが
犯人は報復のため、ジェイコブの身許を割り出し、妻と糖尿病の娘を誘拐し
現金輸送車の金を持ってくるように要求
娘のソフィアは薬が切れると生命の危機が・・・

フランク・グリロは警察官の息子って言う設定だったんですね、
自分たちで犯人をなんと割りだして、犯行を邪魔するって
ハゲ親父だって元警官なんだから自分たちで解決させないで
ちゃんと官憲に届けたら女房子供も拉致されなかったろうに・・・

拉致されてからハゲ親父もFBIに助けを委ねたりと
お陰でlastの銃撃戦のケレンが見られますが・・・支店長にものたりなさを感じていたジェイコブはなんとラストでは警察官に転職していたんですけど

フランク・グリロの美人の奥さんに女優さんDDの私はロックオンされていた


ところで犯人は退役軍人で認知症の父親がいる設定でして
清掃員の仕事で犯行現場に潜り込み情報収集をしていたのは描写されていたんですけど
犯行の動機はよくわからなかった

2018年製作、アメリカ映画
ブライアン・A・ミラー監督作品
出演:フランク・グリロ、ブルース・ウィリス、オリヴィア・クルポ、ジョナサン・シェック
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怪猫トルコ風呂

2019-05-08 19:19:09 | 邦画
一日一本エロチック作品を見ていく企画
本日の一本は昨7日のCS東映チャンネルの深夜枠でOAされた「怪猫トルコ風呂」
実は日活ロマンポルノとか東映の成人映画やなんかの大手の作品では
表題に"トルコ風呂"ってついてるものは
20年くらい前からでしょうか所謂今時の言葉でいうとフーゾク営業ですから
トルコ本国からのクレームによって、"ソープランド"と改名されてることもあって
各社自主規制の対象になっているようで
この作品もビデオにもならず・・・ずーっと封印映画と言うか
幻の作品にはなっているんですが

一応名画座辺りでは公開されてたようですが、私自身は個人的な理由で映画館とか入れないので
やっと見られたって言うか、随分と期待が膨らんでの鑑賞ですが
東映のポルノと映画会社伝統の正月・GW・お盆休みの稼ぎ時のお盆の稼ぎ頭の"怪猫モノ"にオッパイと言うもうなんでもありの現代劇でしたけど
ソープランドと言う舞台だから女優さんのオッパイはふんだんに出て来る
さらにこんな"化け猫"が登場してくる

のである意味エロチックさは希薄であるから
公開された当時のレイティングは今でいうとRー18なんでしたが
映倫再審査ではまんまRー15に指定されてのOAだったのね

昭和33年売春防止法施行の前日吉原の置家で黒猫を可愛がっていた女性が、
愛し合っていると思っていた男に騙され子をもうけたことから徹底的に拷問され惨殺され
さらに妹までも処女を奪われ挙げ句にソープ嬢に転身し、
姉の行方を探すものの逆に殺されそうになった時に
なんと化け猫が復讐すると言うお話

女を騙してのしあがっていく男に室田日出男さん
なんと騙される女優さんには化け猫メイクの谷ナオミ、ソープの女主人に真山知子さん
さらに東てる美、大原美佐が新人デビュー
東てる美さんは高校三年在学中に撮影されていたとか

ナンセンス要素として、大原美佐の新人ソープ嬢にソープテクニックを指南する若旦那を演じている山城新伍や、
客として外人ソープ嬢となんと4P遊びの大泉滉のコメディリリーフシーンまでもが
当時のプログラムピクチャーなのでそれなりにしっかり作られています

1975年製作、日本映画、東映作品
山口和彦監督作品
出演:谷ナオミ、室田日出男、大原美佐、殿山泰司、真山知子、東てる美、藤山浩二、山城新伍、花田達、大泉滉
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