MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ゴールデンスランバー

2019-05-16 19:28:51 | 韓国映画
地元のGEOさんが閉店して統合された遠くのGEOさんに様子見に行ったのが運のつき
この作品がレンタルされずに店舗にあったのでついレンタルしちゃいました
地元は4本800円でしたが
こちらでは5本セット1000円なのね

伊坂幸太郎の原作を韓国で映画化、
伊坂作品はプロットをかなり練り込まれて伏線の回収の面白さで
読ませてくれる作家ですので、ある意味彼の作品はそれなりに読んでるし
日本でも映画化されたものを見てますので
今回の韓国映画ではどんな形で映画として視覚に訴えてくるのかを楽しみに見てましたけど

どうしても原作とか日本映画とかとの比較をしてしまうのですが
私としては正直韓国映画にしてはあんまり面白く感じることができなかったのも事実
韓国風な政治映画としての国家陰謀は日本映画では絶対に描けない部分が秀逸なだけで
それ以外はなんだろうな実に大胆に換骨奪胎ぶりはお見事

って言うかauの金太郎さんの濱田岳演じていたキルオって言う登場人物を排して
国家情報院の元情報員にしてるのと
主人公が助けたアイドルのラストの使い方が良かったかなぁ
ああいう使い方があったんですねぇ

私自身の不満は主人公のおとーさんの使い方、韓国人と日本人との感性の違いと言ってしまえばそれまでだけども
やっぱ"痴漢は死ね"っていう所とか、花丸の情感的に涙腺を刺激するような情緒が欲しかったけど
その代わりに青春の友情を前面に出してきたんですかねぇ
昔からの恋するソニョンさんを演じていたハン・ヒョジュって言う女優さんが
女優さんDDの私の琴線に触れてたなぁ

下水道の使い方が韓国映画の方が伏線張ってたし良かったかな
日本映画ではあれで花火がドドーンだったのよね
スナイパーと言うか、殺し屋とか国家情報院の連中の怖さは日本映画では描出できないですので
それにしてもあれですねカン・ドンウォンも見てると堺雅人に見えてくるから不思議でした

2018年製作、韓国映画(日本公開作品)
出演:カン・ドンウォン、キム・ウィソン、キム・ソンギュン、キム・デミョン、ハン・ヒョジュ、ユン・ゲサン、キム・ユジョン、チェ・ウシク、チョン・ソミン
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする