
ごく最近っていうかついこないだラッセル・クロウの「ヴァチカンのエクソシスト」という映画を見たばかりだったので
その続編が作られたのかって思いましたが
見てるうちにこれは違うなって
だって先の作品は最初っから悪魔払いの神父さんでしたものねラッセル・クロウさんは
この作品では売れない役者さん、ャッと掴んだエクソシストの神父さん役
それに没頭して台詞覚えしながら役作りをしていく姿を描いていくのが前半のお話
そう役につけたのは先にキャスティングされた役者さんが死んだから
棚ぼた的に彼に回ってきた
それまでの彼は妻に死なれてクスリと酒に溺れてとても人間とは思えない荒れた生活をしてきて年頃に娘にも嫌われてる始末
これを機に心機一転っていうわけで心底神父役に打ち込んでいるんですが
よせばいいのに監督が彼のもってる子供の時の教会で受けた性的なトラウマを掘り起こすもんだからそこからおかしくなってきて降板しようとするものの次なる役者も死に果てて・・・
仕方なく演じる羽目になるのが後半でしてなんと彼自身が悪魔つきになってしまい
仕方なく演じる羽目になるのが後半でしてなんと彼自身が悪魔つきになってしまい
それを取り除こうと神父さんや娘たちが必死になって・・・
ガタイのいいおっさんがそっくり返ってもなんの色気もありゃしませんですが
ガタイのいいおっさんがそっくり返ってもなんの色気もありゃしませんですが
本家「エクソシスト」では私あのディーパー、ディーパーっていうとこにエロさを感じて見てた記憶があるんですがね
今作では娘さんがLなんですがちっとも今の時代ではエロくもなんともないし
神の摂理にも時代的にも反しておらずこの設定必要だったんだろうか
なんと自分に取り付いた悪魔をモノホンの神父さんが自分に取り移れと悪魔と交渉して
そりゃそうだよね神父さんの役をやる人よりかは神父さんに取り付く方が悪魔にとってはこんなウマイ話はないからねぇ
そしたらなんともここまで独学で役者として勉強してきてたクロウがシロウトながら神父さんの悪魔を払うと同時に悪魔を火で滅亡させてしまうという
まさかの逆転劇でした
過去に宗教がらみでのトラウマをあそこで掘り起こした監督さんに責任ありそうですね
ラッセル・クロウは何が憑いても自分で払えてしまう貫禄がにじみ出てますよね
2024年製作、アメリカ映画
ジョシュア・ジョン・ミラー脚本・監督作品
出演:ラッセル・クロウ、ライアン・シンプキンス、サム・ワーシントン、クロイ・ベイリー、アダム・ゴールドバーグ、エイドリアン・パスダー、デヴィッド・ハイド・ピアース、トレイシー・ボナー、ジョシュア・ジョン・ミラー、サマンサ・マシス
そう間を置かずにラッセル・クロウが神父をやる映画を観てしまったので、先に観た『ヴァチカンのエクソシスト』の方が如何に面白かったかが良く分った、そんな作品でした。
出だしはOK、クライマックスはまあまま、途中退屈、そんな印象でしょうか。
ヴァチカンのラッセル・クロウは魅力たっぷりでしたが、こっちのラッセル・クロウは只の依存症親父に過ぎないので、キャラ設定で大分損している気もします。
本当にラッセル・クロウは立て続けにこのような作品に出演したんでしぃうか、本国だはどうだんでしょうかねぇ
確かに「ヴァチカン・・・」の方が良くできてた作品で
日本だけでの立て続けになってるとしてもこっちの方が損だって一目瞭然ですよね