覗き屋

なんか久々にこれぞ韓国映画ちゅうような作品に接した気がする

ちゅうのも悪は徹底的に悪く

自分に歯向かうものは生死も問わずに排除していく存在感と俗物ぶりが完全にステレオタイプ

それがなんと次期大統領候補、こんな人が大統領になったら国の将来が・・・

 

シネマート新宿の恒例企画興業の＜のむコレ2022＞で上映された一本

韓国映画らしかったのはこの悪のおっさんだけでなく、我々世代の韓国映画っていうのは実はエロ主体の作品の総名称であって

韓国の国策で映画やその他エンターテインメントがいわゆる世界戦略へのコンテンツになってエロが衰退(実は韓国国内での需要は消えて無くて、最近ではチョコチョコ日本にも再び入ってきてるようですが）生きていたのは嬉しかった。

 

主人公はスマートフォン修理業者のスンヒョン

実はスマホの修理は表の顔で修理に訪れた顧客の隠された画像や個人情報を元に修理代に秘密情報漏洩をネタに修理代に加算して小銭を稼いでいたのだった

そんな小悪党のもとにかつて人気女優であり、現在は国会議員であり次期大統領候補と目されているキム・テサンの妻であるミニョンが客として現れ

壊れたっていうか壊されたスマホのデータっていうか画像の取り出しを依頼してくる

そのスマホを修理することはできんかったものの

なんと写真は復元できて、その中にミニョンが旦那のキム・テサンにDVを受けてる画像が残っていたのだった。

 

そのことを知ったスンヒョンの友人の三流記者っていうかゴシップ記者がそれを

マスコミに流せば潰されるって事でPCセンターの他人が使っていたPCから流すが

途端に記事は消されてかつどう調べたのかスンヒョンのとこに黒服たちが襲ってくる。

なんとかミニョンの機転で難を逃れるものの

って事でミニョンとスンヒョンが組んでひとまずテサンの対立候補に情報を流すものの

対立候補は逆にアイドルと寝てるスキャンダルで潰される

っていうかこの濡れ場が見たいものが見えてないもののちょっとエグいエロ濡れ場でした

ってかテサンも疲労回復っていう名目で囲ってる女がいるようで、尻にタトゥーが入った女がいる

 

そのスキャンダルデータを追い落とそうとするミニョンとスンヒョンがテサンのスマホと同調してようやくその端緒を掴むとなんとその女は自分の息子の妻だった

別荘で会うという情報をスキムしてミニョンはテサンに化けて義理の息子に別荘に来いとメールを入れておく

そう父が自分の妻と寝てる現場を押さえさせようって腹だったものの

黒服に別荘を窺ってるとこを捕まって

 

銃で脅されて命が風前の灯火の時に息子が現れて・・・
まぁ銃のコレクターだったんでしょうかねぇ

この時の銃がなんとウィンチェスター73って・・・
私個人的にも好きな銃ですからねぇ、こんな悪逆非道な輩と銃の趣味が一致するとは・・・

 

まぁ大団円はテサンの隠し財産を全て回収したミニョンとスンヒョン

劇中での二人の濡れ場ではミニョン役のいわゆるヒロインの主演女優さんは濡れ場でしっかり胸を露出してくれていましたねぇ

 

まさか尻の刺青が伏線だったとはねぇ気づかずに見ていただけでしたねぇ

あのタトゥーはモノホンだったのか、映画用だったのか伏線だと映画用なんですがねぇ、偶然モノホンから伏線に使ったのか気になる気になる

それはわからんがまぁいいじゃないですか

久々韓国映画らしい映画を見させてもらったのだから

 

切り口の違う記事はコチラ

 

2022年製作、韓国映画（日本公開作品）

キム・ジニョン監督作品

出演：キム・ドンワン、チョン・セヒョン、キム・ビョンオク