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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

エンドレス・ウォー

2019-03-21 23:04:03 | 洋画
ヒューマントラストシネマ渋谷の企画興行<ワールド・エクストリーム・シネマ2018>で上映された1本
スペイン映画ですが舞台はアフリカのコンゴでの内戦を描いてるんですが
なんと主人公はヒロインです
っても戦闘に関わり銃を乱射するわけでもない普通の弁護士の中年のおばはん
そうですスペイン映画のサスペンス映画「ロスト・フロア」、「ロスト・ボディ」「ロスト・アイズ」で主演のベレン・ルエダってある意味私には見慣れた女優さんです

邦題には”終わりなき戦争”ってなってますが原題は「EL CUADERNO DE SARA」(サラのノート) アフリカのコンゴで消息を絶ったサラ
2年後、レアアースの利権をめぐって内紛が絶えないコンゴでも最も危険地帯ゴマという場所で、ジャーナリストが密撮した報道写真に白人であるサラの姿が確認され
姉のラウラは、サラの消息を訪ねてコンゴに入り、
言葉の通じないコンゴで非武装のままもたった一人でサラを探そうとゴマに黒人の少年の案内で紛争のジャングルに入っていくわけですが・・・

コンゴでの紛争の悲惨さもさることながら
実話ベースではない作品なんですねぇ
従ってサラに巡り会うまでヒロインのラウラは何度も命の危機に出会う中で
コンゴでの紛争の悲惨さを目の当たりにするものの
徒手空拳ではあるし、普通の一般人であるわけですのでただの傍観者でしかないわけで
一応道案内の黒人の少年に目的があったりとストーリーテリングに工夫を凝らしてはいましたね

結局サラと会うことが叶うものの
サラは医者として拉致されて彼らと過ごすうちに彼らの現状をノートに綴っており
それを姉に託してコンゴに残る意思を示した
ラウラはコンゴの悲惨な現状を綴ったサラのノートを出版し

ってことで結構ハードな作品となっていますし
プロットとしても良くできた映画ですが
国連軍って反乱軍である可能性があるために黒人をポイントキャンプの中にもいれないし
救出ヘリにも乗せないんですね

2018年製作、スペイン映画
ノルベルト・ロペス・アマド監督作品
出演:ベレン・ルエダ、マノロ・カルドナ、マリアン・アルバレス、エンリコ・ロー・ヴェルソ、マルタ・ベラウステギ、イバン・メンデス

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