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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

極道の紋章 第三章

2018-10-30 05:57:52 | Vシネマ
一日一本任侠映画を見ていく企画
本日の一本は、白竜、松田一三W主演のVシネマ「極道の紋章」3作目を
相変わらずのBS日本映画専門チャンネルからの録画視聴です

白竜演じる川谷組若頭津浪の"策士、策に溺れる"度合いが半端ないほどに決まる作品ですので川谷組は殆どなにもせずに再びシマを拡張していくお話に・・・
そんな折、津浪が第一作で壊滅に追い込んだ堀田一家の残党が
堀田組を裏切り1人川谷組の幹部に収まっていた川谷組の若中を射殺したことにより、

旭西会若頭柳田を演じる加納竜は堀田組の幹部と義兄弟の縁から
そのヒットマンを匿ってるとの情報を得て
同じ旭西会で政治山の堀田真三にゆさぶりをかける津浪の勢いがすごい
津浪が、そして川谷組が選んだ道とは・・・こちらは相手を揺さぶるだけで旭西会同士を対立させて、最後に残った一人と戦って完全に"漁夫の利"をえるの事だった

堀田真三の小心者の演技と、加納竜の義を重んじる極道の対比が物語を面白くしているのですが
情報を聞き出し、さらに相手側に情報を流させる元堀田組の生き残りの若者が
松田一三の男伊達に惚れて子分にしてくれというオマケまでついてくるのですがこれも次回作への伏線になっていくんですね
堀田一家と対立していた忠道会の幹部の下元史郎演じる清水が幹部理事にしっかりと納まっていましたねぇ
今後彼の川谷組の立ち位置はどうなっていくのやら

最初に書かなくちゃいけなかったんですが
川谷組の川谷親分から行儀見習いとして預けられ今では津浪組の若頭にまで出世していた徹雄が
二代目の跡目問題の事もあって、津浪からの進言から
川谷の若中として再度盃直しをして、しっかりと川谷組の執行部幹部会にも口は出せないまでも出席できるようになって
津浪は着々と徹雄を二代目へと押し上げる算段をしているんですね

内には徹雄が二代目に
外では着々と権謀術数の策を弄して川谷組の地盤を築いていく白竜演じる津浪
こういった策士、策を弄する役所は「首領への道」と同じ役所ではあるものの
白竜の任にあったキャラクターとして定着していってるのも事実ですねぇ
このシリーズの面白さはそこにあるんですねぇ

2007年製作、日本Vシネマ、極道の紋章製作委員会作品
片岡修二脚本・監督作品
出演:白竜、松田一三、松田優、梅宮哲、唐沢民賢、宮村優、下元史郎、加納竜、堀田眞三、川地民夫

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